本を読む

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本棚に入りきらなくなったので古いサッカー本を整理しています。
選手達や若い指導者の方とかに結構あげてしまったけど、こうやって整理していたら想像以上にありました。

リビングの本棚はサッカーの本だけです。
書斎の本棚はサッカー関係以外の本です。

振り返ってみると、それにしても昔はサッカー関係の本をよう読みました。
今はサッカー関係の本はほぼ読まくなりました。

歳とともに、食事と一緒で本の嗜好も変わるみたいです。

おそらくだけど、若い時、毎日サッカー本を読みあさっていたのは、サッカーに対する貪欲さからなんだと思います。

私は正直言って、プレーヤーとしての輝かしい経歴もないし、海外で勉強した経験もない。細々と小さな宿を経営している普通の田舎のオヤジです。

だからこそ、真剣な眼差しで俺のことを監督って慕ってくれているカワイイ子ども達に対して、もっともっとサッカーを知らなければいけない!そんな気持ちの毎日でいたんだと思う。
絶対そう思う。

当時は加藤久さんのサッカー入門を何度も読み返して、インステップやヘディングの教え方を練習した。ほんと懐かしいな。
その本は10数年前になかなか試合に出られない選手へあげてしまったけど。

そんな時代を経て、子ども達のサッカーレベルも上がってきて、ある程度まで到達すると、そこから先は、自分で考えたり工夫したりしないと到達できないステージになる。
何事でもそうだけど、ここからが分かれ道なんだ。
本当に好きなのか!の。

そんな子ども達をさらなるステージへ導く必要に迫られて、俺が読む本の中身が自然にサッカーではない分野にシフトしていったんだと思う。
そしたら教育心理学を学びたくなって47歳で大学受験までしてしまった。
大学生を2度したわけだけど、大学とは学びたい人が行く場所なんだって悟ったのもこの時でした。本当に恥ずかしい。

そして、気がついたら沢山の本を読んでいただけなんだけど、本の活字から様々な事をイメージして膨らませていける事が本の素晴らしさだと思う。

だから同じ本でも、もう一度読むと違う気づきがあるし、数年ぶりに読むと全く違う本に感じられるのが本の魅力だ。

私の場合なんだけど、本を読むのは目的ではなくて自分を磨く為の方法であったと今は感じています。
YouTubeとか動画全盛時代だけど、知識を得る目的だけならそれで良いと思うけど、自分の糧にするならば絶対に本を読む時間を作った方が良いと思います。
本を読む。
サッカー本を整理しながら、途中懐かしくなって脱線しながら・・読みながら・・自然と笑みがこぼれました。
そんな。本を読む。ことについて書きました。

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