今日は先方の都合で小田原遠征は中止とはなったが、この3週間の間、帝京第三高校、藤枝東高校、韮崎高校、北杜高校と毎週のようにお相手をしていただいた。
快くスケジュールを作っていただいた監督の皆さんには心から感謝している。
毎回思うが、この恩を忘れてはいけないと思っている。
その間にもクラブ選手権の公式戦もあり、八ヶ岳の田舎の小さなクラブチームでありながらも選手達は本当に恵まれている。
1年生も同様に4月から群馬、静岡、岐阜、埼玉、愛知の強豪チームと遠征・試合を重ね、経験を積めている事は本当に恵まれている。
そう感じているのは俺だけではないと信じたい。
サッカーノートの件や、沢山の試合が組まれているにも関わらず試合に出場していない2,3年生もいる。
俺はそれも含めて、選手達は本当に良い経験を積んでいるし、恵まれていると思っている。
俺と選手達との真剣勝負。
子ども達に真剣に向き合っている事を親は理解してくれている。
親が俺を信頼して黙って息子を見守ってくれている事にも感謝したい。
ただし、子ども達は真剣ではあるのだが、真剣勝負にまでは至っていない。
それは、
「渇望」の差、「情熱」の差があるからなんだと思う。
直ぐに、お腹が一杯(満足)になってしまうんだな。と思う事が多々ある。
きっとコップの大きさがヤクルトの容器程度なんだろう。
この容量を大きくする事が必要だ。それもまた俺の役目だし、まさに今、やり続けている事だ。
一人でよい。
試合に勝とうが負けようが、満足せず、俺にダメ出し出されても、妥協せず、どこまでも食らいついて、目がギラギラ輝き続けて、俺に欲求してくるクソ小僧と俺は出会いたい。
俺は15年前、クラブ設立した時から「渇望」を求め続けている。そして今がある。
求め続けているのは、強いチームを作ることでもなく、プロ選手を輩出することでもなく、
ただ、ただ、「渇望」を求め続けている選手との出会いなのかもしれない。
真剣勝負してくる小僧。出て来い。
「渇望」があるかぎり、前へ進みます。
CORAZON GRANDE!