親への感謝。

OBタクヤから手紙がきた。

メールや電話をかけてくるOBは毎年何人もいるが暑中見舞い、年賀状、招待状を除けば記憶がない。

不器用なタクヤが手紙を書くのだからイタさんからのご指導があったのか。(^^)!

それでもその差し出し先として私を選んでくれたのだから素直に嬉しい。

タクヤが何通も書くわけがない。(^^)!

直筆の文面からタクヤの頑張っている姿が浮かび上がる。

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運とチャンスは「アウェイ」にある。

だらだらの生ぬるい環境の中では、人は堕落していく。

常に変ろう、挑戦しよう、乗り越えようと、張り詰めている人は、魂が向上していく。

自分に決して優しくはない場所、オールOKではない場所。

ホームよりもアウェイで挑んだ方が、成長は大きい。

シンドイけれど、試練を乗り越えた時の、喜びは計り知れない。

サッカーの日本代表が、海外のアウェイの国で勝利した時の、選手の笑顔は

日本国内で勝ったときよりも、何倍も輝いて見える。

大きなチャンスをつかめるのは、より遠い、高いアウェイで戦おうとする人なのだ。
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※著者 中谷彰宏 「運とチャンスは「アウェイ」にある」より抜粋。

15歳にして親元離れて初めてわかることが沢山ある。

当たり前の生活。

毎日の家族の笑顔。
朝起きると朝食が用意してある。
お弁当が作ってある。
帰ってくれば温かい夕食が用意してある。
駅まで親が毎日送迎してくれる。
ユニフォーム、ジャージ、ソックス・・・毎日洗濯されてある。
ゆっくりくつろげる風呂。
家に帰れば自分の部屋で爆睡。
熱がでれば、怪我をすれば親が病院へ連れて行ってくれる。
看病してくれる。心配してくれる。
学校での出来事。不満があれば親にぶちまける。
マックやスタバで友達と過ごす。
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まだ沢山あるであろう。
当たり前の生活だと思っていたことが。

15歳にして親元離れ初めてわかったことがある。

当たり前の生活が当たり前ではなかったということに気づく。

親への感謝。

自分を思ってくれる方々への恩。

タクヤ頑張れ!
今度、焼き肉ご馳走してやるな。

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わざわざ県外だす必要がない。と言われたこともある。

全国メンバーに入らなかったOBも沢山いる。成功しなかったですね。と言われた。

俺もタクヤ含めて県外行ったOB達もそんなちっぽけな志で親元離れたわけではない。

それは部外者からは絶対にわからない。

県外挑戦して失敗したOBが一人もいないことが俺の誇り。