キャプテンマークなき握手。
高円宮杯予選3戦目
負ければ2勝1敗で3チームが並ぶゲーム。
このゲームは先発全員3年生とした。ベンチも含め3年生全員登録とした。
2戦目はキャプテン、副キャプテン試合出場なし
そして
この3戦目はキャプテンマークなし。
周りの方々にはキャプテンマークなしはきっと私の感覚と違う受け取り方の方も多かったかもしれない。
理由は明快。
グランデの歴史とか先輩からの思いとか関係無しに3年生達だけで楽しめと言うこと。
キャプテンマークは駅伝のタスキと一緒で重さある。
そんな重さなしで、ある意味、もっともっとこのゲーム楽しむという重さに俺は賭けた。
仲間の大切さだ。一緒の仲間だ。
この仲間と一緒に八ヶ岳のユニ着てサッカーやれるのは間違いなく今だけだ。
もしかしたら決勝トーナメントも含めて3年生だけでやれる公式戦はこのゲームだけかもしれないと思った選手はいなかったのだろうか。
1分でも長く3年生だけでやろう。楽しもう。
このゲームをたとえ決勝戦を迎えようともそれよりも自分達にとって最高のゲームにしようという思いなかったのか。
しかし、残念ながら最後まで3年生だけで終われなかった。
相手ベンチ監督さんの声だけが響き渡った。それをかき消すだけの、お前達が主役のサッカーできなかった。
俺のキャプテンマークなし・3年生全員先発のメッセージ感じた3年生は何人いたのだろうか。
もしかしたら3年生達の中で、出るならこの予選3ゲーム目だろう。ほら俺の予想当たった。そう思った選手いなかっただろうか。
そんな感覚で俺はこのゲーム臨んでいないし、そんな見かけだけの記念ゲームする気はない。
高円宮杯決勝トーナメントまであと3週間。
3戦全勝21得点1失点。
ゲーム観ていない方からみればなんて厳しいオヤジとおもわれるだろう。柔軟性ない石頭と思われているだろう。
選手も俺も目指している山はもっと厳しい環境。そこで楽しむためには今はやり続けるしかないだろう。
全員が一つにならないとグランデサッカーとはいわない。その先頭はこのオヤジである。
願わくば保護者の方々も一つの方向にさらに向いて欲しい。
キャプテンマークなき握手ではあったがリョウ良かったぞ。
決勝トーナメント全て。
キャプテンマークある握手5試合やりきろう。
激しい戦いの中で、ふと辺りを観ると青い空。
景色は変わらずとも、自分はいつでも変えられる。
何かのひらめきやきっかけで変わることもある。
あとどのくらい、ワクワクするプレーが観れるかな!!