外柔内剛とは、外見は穏やかでやさしそうだが、心の中は何事にも左右されない強い意志をもっていること。

内柔外剛とは、内面は弱いのに、外見は強く見えること。また、気が弱いのに、外には強気な態度に出ること。

そこそこの名の知れた高校・中学を問わず内柔外剛の選手・コーチが多い気もする。

多くのプロ選手や、会社経営者にお会いする機会も多いのだが、この方々に共通するのは外柔内剛。

先日、県U13リーグにおいて前のゲームで日本航空高校と甲府東のゲームがあった。
グランデOB甲府東サッカー部のケンゴ、ジュンヤ2人と再会した。二人とも良い笑顔してたな。俺はそれが一番嬉しい。

特にケンゴは、他コーチからも、｢なんで使い続けるんですか、俺だったら使いませんよ｣なんて言われて、実際、やられていた。それでも使い続けた。なぜなら亀よりも遅くとも前に進んでいたからな。そんな俺のプレッシャーに耐え抜いたケンゴを観て外柔内剛という言葉が頭をよぎった。

どうも性格からか、グランデ過去の選手においても目立たない中でコツコツ積み上げていくタイプの選手を見抜ける力は少しではあるが備わってきた気もする。

俺の話を一番前で頷き、真剣に聞いているようで、その場限りで実行していない選手。一番後ろで鼻くそほじくりながら余所見しているくせに、確実に毎回実行している選手。

親よりも、遠藤のフリーキックよりも、私の洞察力の精度は高いよ。

昨日は2時間休み無しで自主練に来ていた選手達とフットサルで汗流した。
木曜日から練習再開。

どれだけ充実した顔で練習に現れるのか。

グランデ選手は練習中はもちろんピッチの中でも外柔内剛の振る舞いを見せて欲しいものだ。

ドリブル、ショートパス、プレッシング。

日本代表が戦術変更で快進撃をつづけようが、ブレ球が旬であろうが、

グランデの目指すサッカーにブレはない。