第1回八ヶ岳トレイルランニング

今日は記念すべきスリーピクス主催第1回八ヶ岳トレイルランニングへ朝5時よりスタッフとして私のクラブ選手達を参加させていただきました。

トレイルランニングとは簡単に言えば標高差のある山林道の不整地の長距離を走る競技。
登山ブームも手伝い人気がでているようだ。

そんな中、4ヶ月前に主催者の松井さんより企画内容の説明を受けてサポートの相談を受けた。
しかしながら実は最初は乗り気ではなかった。(松井さんゴメンネ)

理由は簡単でクラブの選手達を単純に他競技の手伝い要員で貸し出したくなかったからだ。
(選手は俺の都合の良い道具ではないから)
それでも数週間・・松井さんの気持ちを考えてみたり・・・私の性格上、色々と調べてみたり、お借りしたトレイルランニングDVDを何度も観たりした。

少しづつ気持ちが変化してきた。

11年前自分がこの八ヶ岳でサッカークラブ立ち上げた時を思い出した。
この人は応援してくれるだろうとクラブの協力お願いしたら・・・あっさりと相手にされなかったこともあった・・・何故か?説教もされた(不条理・笑)・・・この地域で絶対無理と言われたり・・・。
それでも・・「田畑さん私は応援しているからね」「頑張って立ち上げろよな」・・そんな暖かい言葉がどれだけ俺に勇気を与えてくれたことか・・。

松井さんや仲間の方々・・どれだけ頭下げて汗かいてクタクタになるまで動いているのだろうかな・・・・。

そしてトレイルランニングは沢山のサポートスタッフで成り立っている事も知った。
海外ではプロ選手も沢山いることも知った。
過酷な耐久レースであることも知った。
サッカーと比べると恵まれていない事も知った。

サッカー生活中心の選手達に第1回八ヶ岳トレイルランニングスタッフで協力させる事は彼らにとってとても大切な学びになると感じた。

そんなわけでベストを尽くしてスタッフにこちらからお願いして入れてもらったわけだ。

朝5時に集合。
そのまま八ヶ岳の雲海?1800㍍地点・斜度のキツイポイントへトランシーバーを持って配置につく。
トップアスリート達へ勇気づける言葉をかけながら通過選手を本部へ連絡していく。

そしてルート看板等の撤収作業をしながらスタート&ゴール地点へもちろん走って戻る。笑
そして息つく暇も無くゴール前で雑用作業。気づけば14時・・・9時間が経つ。
まだレースは続いて申し訳ない気持ちもあったが荒井さんにご挨拶してここで選手達を集めて解散させていただいた。

選手達に一番伝えたかった事は
日頃お前達は、自分達が主役でゲームして帰るだけ。
疲れ方が違うだろうと伝えた。
サポートする方々の疲れも感じて欲しかった。
選手達はゴール前拍手で迎えられたり、フラフラになりながらゴールする選手・涙して帰ってくる選手・・・どちらになっても自分が全力を出し切り・・・あとは帰るだけ。
サポートスタッフは・・・どうだろうか。

だからこそ、掃除のおばさんや、スタジアムの警備の方・・・様々な方がいるからこそサッカーが気持ちよくできている事を感じて欲しかった。

おまえらが疲れた・・と言って、駐車場で待っているお父さんお母さん・・・おまえらより疲れているかもしれないぞ・・・。
だから練習終わったら直ぐに帰れ・・とも言った。(無理かな?俺が悪い????)

そして、サッカーに情熱をかけているお前達同様に、同じ時間に様々な別の場所で・スポーツ・・そして音楽から勉強・・ボランティア活動・・・・・・・真剣に取り組んでいる人は沢山いるということ。
全てに同じ価値があるということ。

自分だけが努力しているわけではない事を知って欲しかった。

だから・・・人口1%にも満たないサッカーの世界(100人いても1人しかサッカー興味ないんだよ)の小さな中で元Jリーガーだとか国体選手とか、たまたま優勝しただけで勘違いするレベルになって欲しくない。(サッカーの世界にいると100人からスゴイと思われちゃうから困っちゃう)

もちろん監督・コーチ・保護者の皆さんも含めてですよ。

改めて、感謝を学んだ1日でした。

感謝!

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さて、明日からはもちろんサッカー。
サポートは俺がやるから・・・おまえらは選手としてサッカーという名の過酷なトレイルランニングだな。
道は長いぞ!ゴールテープは俺が持っててやる・・・気長にな・・・。


第1回八ヶ岳トレイルランニング」への2件のフィードバック

  1. チームDENと一緒にB3からB6まで担当した渡辺です。VFユースの中3チームと誘導スタッフとして応援しましたが中学3年生の応援態度はすばらしかったです。子供たちも心からトレランアスリートに応援してました。

  2. 渡辺さま。当日は私の選手達が大変お世話になりました。またご挨拶もできず大変失礼しました。選手達も・持ち場に着いたときは急であんなにも長くて本当に驚いたと言っていました。また、ランナーの皆さんが言葉を返してくれた事が嬉しかったとも言っていました。私も選手達を今回手伝わせていただけて良かったと思っています。ご迷惑おかけしたかと思いますが今後ともよろしくお願いいたします。田畑雅宏

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