大雪に見舞われ全てのスケジュールが中止となり2日間DENに居ました。(^^)!
雪掻きの合間になのか、読書の合間になのか、録画・国王杯の合間になのか、友人との熱い長電話の合間になのか、ソチの中継の合間になのか、チーム大会ビデオ編集の合間になのか・・・。
まぁー色々とやる事はある。楽しい。
それでも考えている事はやはり選手達のことが多いかな。
スノボー17歳の角野選手がオリンピックで堂々と笑顔でインタビューに答えている。
うちの選手達も2,3年後にあのように振る舞えるだろうか。
ちゃんと家の雪掻きやっているだろうか。
休みの分サッカーノートは内容濃く沢山書いているのだろうか。(プレッシャー笑)
余談だが愛子さんにはメダル取って欲しかった。滑り良かったし。
俺もスキーやりたくなった。コブ斜面今でも滑れるかな。
話しは飛ぶが、フットサルを勉強している中、改めて育成年代においてフットサルはサッカーに非常に効果があるのではないかと改めて感じはじめている。
フットサルは4vs4のスポーツ。頭も相当使う。
ピッチサイズはペナルティーエリアに近いサイズ。
近年のルール変更でGKへのバックパスも減り、スライディングタックルはほぼサッカーと同じになった。
4vs4はサッカートレーニング基本中の基本トレーニング。
要はパスを出せる場所が前と横と後にあるわけでマンマークのプレッシャーを受けながらも仲間がどれだけ連動してスペースを創り出していくのか、そして1vs1の局面をどのように有利な状況に駆け引きしていけるのか。もちろんドリブルからのシュートを常に狙うのは当たり前。
カウンターから即ゴールを奪われるフットサルにおいてこの駆け引きは守備の立場から考えてもとても良いトレーニングになると思う。
攻守の切り替えがサッカーの何倍も凝縮しておりフィジカルの強度も相当鍛えられる。
そしてシュートチャンスやボールに触れている時間は1試合あたりサッカーの600倍に及ぶそうだ。(JFAフットサル報告データより)
決定力、1vs1、決断力が求められるフットサルはサッカー選手にとって必要な学びが沢山ある事を改めて実感している。
フットサルはトゥーキックばかりでサッカーには役に立たないと言っているサッカー指導者の方もまだいらっしゃるようだが、それは日本人サムライチョンマゲしていると思っている一部の外国人のようなもの。
ここ数年フットサルは世界も日本もレベルは急激に進化しておりインステップ、インサイドの使用頻度の方が断然多く、トゥーキック蹴っているのはダイスケだけだろう。
以下は、昨年フットサル日本代表監督のミゲル・ロドリゴ氏のJFAハウスでの講習会へ出席したとき私のノート一部。
—————————————田畑ノート一部抜粋—————————————
スペインやバルセロナはフットサルをサッカーに具現化しているチームである事を知って欲しい。
ネイマールは14歳までフットサルチームで活躍してそこからスカウトされて15歳からサッカーを始め17歳で世界レベルプレーヤーになっている。
ロビーニョ、ロナウジーニョ、ロナウドは12歳までフットサル選手。
バルセロナはフットサルチームも持っており選手達はもちろんプロ契約。お互いの交流も深い。もちろんテレビ放映されている。
スペイン、ブラジル、ポルトガル、イタリア等のサッカー強国は幼少の頃よりフットサルをやっている。FIFAフットサルワールドカップは7回開催されておりブラジルが6回、スペインが1回優勝している。
ベスト4の顔ぶれはサッカーのワールドカップと同様である。
フットサルはサッカーに有効で効果的である。
なぜならフィニッシュ・1対1・決断の速さの連続のスポーツであるから。
スペインでは9才までサッカーが存在しないオールフットサルである。
スペインではサッカーとフットサルは一本の幹である。
将来的にお互いが枝に分かれていくだけである。
また、サッカーよりフットサルしているほうがサッカーの600パーセント(6倍)ボールに触れているデータも実証されてる。
シュート1回ならばフットサルは6回蹴っていることになる
子どもの時どちらがボール扱いが上手くなるかはみなさんお分かりになりますよね。
・・・・・。
—————————————田畑ノート一部抜粋—————————————
だからといって、「そうかフットサルやらせておけばサッカーも上手くなるのか」。
ではナンセンス。
フットサルゲームを子ども達にやらせるのではなくフットサルの本質を内面から抉り取り育成年代において効果的にサッカーのスキルアップに繋がるアプローチをしていく必要がある。
フットサルを活かすにはまだまだフットボール(フットサル)文化のない日本においてはサッカーもフットサルも探求していく知識・経験・情熱が必要となってくるのが前提なんだろう。
私の所には幸いフットサルを取り入れられる環境がある。文化も遅れてる方ではないしな。
そんな事を考えながら・・・雪掻き・・・ハードトレーニングでした。
雪掻きの合間に妻が焼いたチョコシフォンケーキと飯田さんから頂いたケルン珈琲の最強ツートップセット。この一服も・・・たまには良いかも。(^^)!