コロンビア戦・勝利祈ります

「自分達のサッカーができなかった」。

昔から何千回聞いたであろうか。

コートジボワール戦後の日本代表長谷部キャプテンのコメントもそうであった。
先日うちのジュニア監督も全日本少年サッカー山梨大会決勝進出をかけた試合での敗戦後、自分達のサッカーができなかったです。
と言っていた。
うちのジュニアユース選手達も試合に負けると同じセリフを言う。

自分達のサッカーとはなんだろう。
試合に勝てば自分達のサッカーができたと言うであろう。
(だから勝てたわけだが・・・)。

前からプレスをかけて相手コートでボールを奪い得点をして勝つ。
ロングボールを放り込んで押し込む。
守りを固めてカウンター1-0で勝つ。

色々チームによってスタイルやら戦術がある。
これがおそらく自分達のサッカー(スタイル・文化)なんだろう。

相手のレベルが高ければそもそも前からプレスなんてかけていられないし自陣で攻められる時間のほうが長くなる。
相手のレベルが高ければロングボール放り込んでも競り負けるし、精度の高いボールは放り込まさせてくれない。

相手のレベルが高ければ守りを固めてもいずれ失点してしまうだろう。

うちのチームも攻撃的なサッカーを目指しているが相手が強ければ守備もしっかりとしなければ得点よりも失点が上回って負けだ。

相手から直接の攻撃等の争いがない競技(陸上・体操等)であればトレーニングに近い結果を出す可能性は高くなるかもしれない。

相手と直接の組み合い(攻守・妨害等)が要求される競技(サッカー・ラグビー・レスリング等)においては相手の良さ(ストロングポイント)を出させない事が前提条件となってくる。

「自分達のサッカーをさせてもらえなかった」という言葉となるのかな。

私は柔道も少々嗜んできたが相手の得意な組み手にしないことから始まる。

お互いの組み手争いから始まるわけだ。

選手にも良く言うのだが、「大好きなドリブルだけすることが自分を出すことではないということ」。

どの状況でどのタイミングで得意なドリブルをすることがチームにとって自分が活かされるか。

野球でいえば、得意なフォークはやはり三振アウトの場面で効果的に投げると思う。

ボクシングでいえば得意な右ストレートはノックアウトできるタイミングで使う。

自分達のサッカーをするということは
相手を見ずに試合前に決められたゲームプランをやり通すことではない。

負けているからといって闇雲にパワープレーをすることでもない。

様々な状況において選手達が自分で考えアイディアを出し合い厳しい状況をいかにして打開していくか。

そこの知性が感じられるかだと思う。

121・・・知性・・・ねぇ・・(笑)

123
上の写真の子ども達も今では高校1年と中学3年。
その3年生達それぞれからいただいた修学旅行のお土産も金閣ショコラだけとなりました。(みんなありがとう)きっと俺に甘さが必要と思って沢山くれたんだろうな(^^)!
コロンビア珈琲と一緒にいただきます。

コロンビア戦・勝利祈ります。(^^)!


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