Harvest festival

はやいもので昨日から10月に入った。

今年のチームを結成した時から
もうすぐ1年となるわけだ。

昨年11月17日に新キャプテン・
背番号を発表した。
たしか日本代表キャプテン長谷部誠が
「心を整える」でブレークしていた頃。
長谷部が17番でキャプテンだから、
17番のムラをキャプテンにした。
そして、11番のシュンを副キャプテンにした。
二人並べば11月17日だしな。
冗談のようで本当の話かはご想像にお任せ。

選手達が何度もミーティングを繰り返し
自分達で決めた「感動するサッカー」
をテーマに取り組んできた。

感動するにはドリブル、
勝利しないとダメなのか。
守りきるサッカーは感動しないのか。
負けたら感動はしないのか。
強いチームであれば
毎回感動するわけだ。へぇー。

「もしドラ」を練習時間にみんなで
観るチームもないだろう。笑

俺から何度ダメ出しを出されたことであろう。
何人もの選手が心折られ涙したことであろう。
キャプテンと副キャプテンは一番いじめた。
おそらく何度も「いやだな」と思ったであろう。

それでも結局は諦めず俺に着いてきた。
俺を信じてくれたからだと思う。
1年前の自分と今を比べれば、
絶対に今の自分の方が好きだと思う。

怪我した選手は、これもまた現実。
生兵法ではなかったか?
どこか心に油断はなかったか。

今自分にできる事は何か。
一緒に涙し、汗を流し、
共に笑いあった仲間に、
自分ができることは何か。

昨年から読破した「坂の上の雲」、
「竜馬がゆく」、「跳ぶがごとく」
そんなこともあり司馬遼太郎さんの
言葉が思い出される。

怪我した2名、そして全選手へ
「何事か成し遂げるのは、才能ではなく性格である」

全選手へ
「そして例えば、友達が転ぶ。
「あぁ痛かったろうな」と感じる気持ちを、
そのつど自分の中で作りあげて
いきさえすればよい」

感動とは、私も未だによく分からない。
感性も関係しているだろうし、
人それぞれで感動は違ってくるであろう。
それでも、選手達がプレーしている姿、言葉、
仕草から観ている人達の心に響く
プレーをひたむきにして欲しい。

どんなに頭が良くても、勉強だけできて
一流と言われる高校・大学に入ったとしても
数字の上で上位だと勘違いしている人間よりも
数字では図る事の出来ない
人を感動させられる
人の心を動かすことのできる。
良い影響を与える事のできる
人間の方が私は素晴らしいと思う。
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今年の我がチームの
収穫祭も週末からスタートだし

もうひとつ、
司馬遼太郎さんの言葉を伝えよう。
「勇気と決断と、
行動力さえもちあわせておれば、
あとのことは天に任せればよい」

間違っても
Are you positive?
は繰り返さないことだ。

おまえ等の成長が楽しみだ。
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そうそう、怪我したケンへ
俺からの言葉
怪我したのは9月30日だよな。
昨日からツキが変わった。
あとはお前が
このツキ(10月の行動)をモノにするだけ。

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