愚者は理解できないことを否定する

先日、日頃親しくさせていただいているご住職さんとお話しをする機会がありました。

年齢とともに、人から相談されたり、アドバイスをする事が多いのですが、
先日は、自分の思いを吐き出ささせていただける機会がありました。

その会話の中で、「人はなかなかそのレベルまでいかないと理解できないものですよ」とおっしゃっていただけました。

昔、読んだ本に、似たような事が書いてあったことを思いだし、読み返すことで心を整えることができました。

謙虚に、笑顔で前へ進むことが人間は大切であることを思い返すことができました。

私自身も、理解出来ない事があっても、道理をわきまえて物事の是非を判断できる人間性を養っていけるように日々精進していかなければならないと再確認させていただくことができました。

まだまだ、修行が足りませんが、よい機会を得られた事に感謝です。

礼。

あまり賢くない人は、自分が理解できないことについては何でもけなす。
※17世紀フランスの文学者フランソワ・ド・ラ・ロシュフコー

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いつの時代も、必ず批判する者が現れる。

新しい事を始めたり大きな成果を上げたり
何かしら目立ったことをすると、

「気にくわない」「裏がある」と
揚げ足をとり、けなす者が現れる。

そこでやる気を削がれる者も多いが
そんな声は全く気にする必要はない。

批判する者の多くは自分ではできないから
あなたの活躍が羨ましくて、批判する。

出る杭が打たれるのは自然な事。
打たれたからといって、
引っ込む時間は本当にもったいない。

むしろ「やってろうじゃん」と
奮起するタイミングである。

———  本気で夢を叶える会 より一部引用———

若者達よ!若いコーチたち!
周りを気にしないで、純粋に子ども達に接して欲しい。
このままでは若いコーチ達が優等生の言葉と教科書通りの指導しかできなくなってしまう。
子ども達が伸び伸びとサッカーやれる環境とコーチ達が伸び伸びとサッカーに関われる環境は正比例していくことが大切です。

ホモ・サピエンス

78

クラブ休み期間中、本棚から色々と本を読み返している。
今度は「サピエンス全史」上下巻を読みかえした。

3年前に息子から奨められた本。
読みながら「息子も成長したな」と感じたものだ。

何故ならば、人類の進化や文明の発達、難しい言葉や言い回しで理解しづらい点も多々ある。
それでも単なる歴史書ではなくて本当に面白かった。
息子もまた同様に感じていたのだろうと想像すると、嬉しかったし、成長したと感じたのだと思う。

「サピエンス全史」は特に上巻は一気に読み終えた。
そして今回も同じく一気に読み終えた。

第一章「認知革命」の活字から始まる。
サッカーにおいて「認知」はトレンドだけに興味深く入って行ける。

人間が地球を支配できるようになったのは虚構であり想像力であると著者のユヴァル・ノア・ハラリは解説している。

伝説や神話、神々、宗教は認知革命に伴って・・「気を付けろ、ライオンだ」といえる動物や人類種は多くいた・・・サピエンスは「ライオンはわが部族の守護霊だ」と言える虚構・想像する能力を獲得した。・・・その事が人類史上一番大きな革命(認知革命)であった。P38

このような言語の数々のおかけで、未来を信じることで今を我慢できたからこそ第二章の「農業革命」という詐欺の厳しい時代を乗り越えた。
この想像力のおかげで複雑な社会を形成することが可能になり、現代まで生き残っているのがサピエンスなんだと説いている。

ユヴァル・ノア・ハラリはこうも言っている。
サルに将来沢山バナナが食べられるからと言ったところでそのサルが持っているバナナは譲ってもらないが、サピエンスは虚構と想像を手に入れたことでバナナを讓ることができる。
サピエンスは無数の他人と柔軟に協力できたことで世界を支配しサルは動物園の檻の中に閉じ込められたとも語っている。

下巻では第四章の「科学革命」によって虚構や想像力に科学的根拠が持ち込まれたことが書かれている。

それでもラストには人生の意義、幸福度を測ることが書かれている。

そして、人類は飢餓や疾病、戦争を減らしサピエンスの境遇に関してはようやく進歩を遂げた。他の動物にたちの境遇はかってないほどの速さで悪化の一途を辿っている。何処へ向かっているのか誰にもわからない。
仲間の動物や周囲の生態系を悲惨な目に遭わせ、自分達の快楽や楽しみを追い求め、それでも満足していないでいる。
こんな不満で無責任な神々ほど危険なものがあるだろうか。
で終わっています。

ホモ・サピエンスとは賢い人間の意味。
そんな人間の素晴らしい所は、やはり未来を想像できる能力なんだと思う。

そんな想像力があるのだから、生態系や動物たちの悪化は自分達も含まれている事に既に想像出来ていると信じたい。

ホモ・サピエンスが本当に賢い人間という意味であるならば。

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本を読む

100
本棚に入りきらなくなったので古いサッカー本を整理しています。
選手達や若い指導者の方とかに結構あげてしまったけど、こうやって整理していたら想像以上にありました。

リビングの本棚はサッカーの本だけです。
書斎の本棚はサッカー関係以外の本です。

振り返ってみると、それにしても昔はサッカー関係の本をよう読みました。
今はサッカー関係の本はほぼ読まくなりました。

歳とともに、食事と一緒で本の嗜好も変わるみたいです。

おそらくだけど、若い時、毎日サッカー本を読みあさっていたのは、サッカーに対する貪欲さからなんだと思います。

私は正直言って、プレーヤーとしての輝かしい経歴もないし、海外で勉強した経験もない。細々と小さな宿を経営している普通の田舎のオヤジです。

だからこそ、真剣な眼差しで俺のことを監督って慕ってくれているカワイイ子ども達に対して、もっともっとサッカーを知らなければいけない!そんな気持ちの毎日でいたんだと思う。
絶対そう思う。

当時は加藤久さんのサッカー入門を何度も読み返して、インステップやヘディングの教え方を練習した。ほんと懐かしいな。
その本は10数年前になかなか試合に出られない選手へあげてしまったけど。

そんな時代を経て、子ども達のサッカーレベルも上がってきて、ある程度まで到達すると、そこから先は、自分で考えたり工夫したりしないと到達できないステージになる。
何事でもそうだけど、ここからが分かれ道なんだ。
本当に好きなのか!の。

そんな子ども達をさらなるステージへ導く必要に迫られて、俺が読む本の中身が自然にサッカーではない分野にシフトしていったんだと思う。
そしたら教育心理学を学びたくなって47歳で大学受験までしてしまった。
大学生を2度したわけだけど、大学とは学びたい人が行く場所なんだって悟ったのもこの時でした。本当に恥ずかしい。

そして、気がついたら沢山の本を読んでいただけなんだけど、本の活字から様々な事をイメージして膨らませていける事が本の素晴らしさだと思う。

だから同じ本でも、もう一度読むと違う気づきがあるし、数年ぶりに読むと全く違う本に感じられるのが本の魅力だ。

私の場合なんだけど、本を読むのは目的ではなくて自分を磨く為の方法であったと今は感じています。
YouTubeとか動画全盛時代だけど、知識を得る目的だけならそれで良いと思うけど、自分の糧にするならば絶対に本を読む時間を作った方が良いと思います。
本を読む。
サッカー本を整理しながら、途中懐かしくなって脱線しながら・・読みながら・・自然と笑みがこぼれました。
そんな。本を読む。ことについて書きました。

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Think different.Ⅱ

クレージーな人たちがいる。反逆者、厄介者と呼ばれる人たち。
四角い穴に丸い杭を打ちこむように、物事をまるで違う目で見る人たち。
彼らは規則を嫌う。彼らは現状を肯定しない。

彼らの言葉に心をうたれる人がいる。反対する人も賞賛する人もけなす人もいる。しかし彼らを無視することは誰もできない。

なぜなら、彼らは物事を変えたからだ。彼らは人間を前進させた。

彼らはクレージーと言われるが、 私たちは天才だと思う。

自分が世界を変えられると本気で信じる人たちこそが、本当に世界を変えているのだから。

アインシュタインやピカソ、エジソン・・・世界を変えた方々がCMに登場していた。
今から24年前の1996年のこと。グーグルも楽天も誕生していない時代。
私がPowerMac7300を買った頃にTVで流されていたCMのナレーション。このCMは衝撃的で今でもこのフレーズが鮮明に蘇ってくる。

Think different.
この言葉の意味は「発想を変える」「ものの見方を変える」「固定概念をなくして新たな発想を持つ」らしい。

Think different.
僕の中でのクレージーな人たちは僕の人生に影響を与えてくれる方々だ。
この方々とお会いすると、エネルギーをもらえるし心が豊かになる。
まさに、ものの見方をが変わって、固定概念をなくして新たな発想やヒントが生まれる。

理論であったり、理屈ではなく、頭の中で考えるのではなく、膨大な資料で相手の判断力を失わさせるのではなく、心で話し、心で行動できる方々だ。

夢中になって人生を楽しみ続けている事がクレージーな人生なんだと思う。
クレージーな人たちはビジネスに興味は無い。
あの方も、あの方も、そしてあの方も・・・。
僕の人生に影響を与えてくれる方々はサッカービジネスとは無縁でサッカーを楽しんでいる。

The more I learn the more I realize I don’t know.The more I realize I don’t know the more I want to learn.– Albert Einstein –
学べば学ぶほど、何も知らないということが分かるようになる。
何も知らないと分かるようになるほど、もっと学びたくなる。

Anyone who has never made a mistake.has never tried anything new.
– Albert Einstein –
一度も失敗をしたことがない人は、何も新しいことに挑戦したことがない人である。

Think different.
なる選手を育てていきたい。
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あるレジ打ちの女性

23
新型コロナの影響で未だチームの活動が再開出来ない中。
こんな時だからこそ毎日、本棚から読み返しています。
新書も良いですが何度も読む中からの新たな感じ方を楽しいんでいます。

スポーツ同様に書物も人の心にエネルギーをいただけますね。

今回も心に感じました。

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「あるレジ打ちの女性」

その女性は何をしても続かない人でした。

田舎から東京の大学に来て、部活やサークルに入るのは良いのですが、すぐイヤになって次々と所属を変えていくような人だったのです。

そんな彼女にも、やがて就職の時期が来ました。

最初、彼女はメーカー系の企業に就職します。
ところが仕事が続きません。勤め始めて3ヵ月もしないうちに上司と衝突し、あっという間に辞めてしまいました。

次に選んだ就職先は物流の会社です。

しかし入ってみて、自分が予想していた仕事とは違うという理由で、やはり半年ほどでやめてしまいました。
次に入った会社は医療事務の仕事でした。
しかしそれも「やはりこの仕事じゃない」と言ってやめてしまいました。

そうしたことをくり返しているうち、いつしか彼女の履歴書には入社と退社の経歴がズラッと並ぶようになっていました。
すると、そういう内容の履歴書では、正社員に雇つてくれる会社がなくなってきます。
ついに彼女はどこへ行っても正社員として採用してもらえなくなりました。
だからといって、生活のためには働かないわけにはいきません。

田舎の両親からは早く帰って来いと言ってくれます。しかし、負け犬のようで帰りたくはありません。

結局、彼女は派遣会社に登録しました。

ところが派遣も勤まりません。すぐに派遣先の社員とトラブルを起こし、イヤなことがあればその仕事を辞めてしまうのです。

彼女の履歴書には辞めた派遣先のリストが長々と追加されていきました。

ある日のことです。

そんな彼女に新しい仕事がやって来ました。スーパーでレジを打つ仕事でした。

当時のレジスターは、今のようなに商品をかざせば値段を入力できるものではなく、いちいち値段をキーボードに打ち込まなければならず、タイピングの訓練を必要としたものでした。

ところが、勤めて1週間もするうちに「私はこんな単純作業のためにいるのではない」と考えるようになったのです。

とはいえ、今までさんざん転職を繰り返し、我慢の続かない自分が、彼女自身も嫌になっていました。

もっと頑張らねば、もっと耐えなければダメということは本人にもわかっていたのです。
しかし、どう頑張ってもなぜか続かないのです。

この時、彼女はとりあえず辞表だけ作ってみたものの、決心をつけかねていました。
するとそこへお母さんから電話がかかってきました。

「帰っておいでよ」

受話器の向こうからお母さんのやさしい声が聞こえてきました。
これで迷いが吹っ切れました。彼女はアパートを引き払ったらその足で辞表を出し、田舎に戻るつもりで部屋を片付け始めたのです。

ダンボールに荷物を詰めていると、机の引き出しの奥から1冊のノートが出てきました。

小さい頃に書きつづった大切な日記でした。
なくなって探していたものでした。

パラパラとめくっているうち、彼女は「私はピアニストになりたい」と書かれているページを発見したのです。
そう、彼女の小学校時代の夢です。
「そうだ、あの頃、私はピアニストになりたくて練習頑張っていたんだ」

彼女は思い出しました。

なぜかピアノの稽古だけは長く続いていたのです。
しかしいつの間にかピアニストになる夢をあきらめていました。
彼女は心から夢を追いかけていた自分を思いだし、日記を見つめたまま本当に情けなくなりました。
「あんなに希望に燃えていた自分が今はどうだろうか。履歴書にはやめてきた会社がいくつも並ぶだけ。自分が悪いのはわかっているけど、なんて情けないんだろう。そして私は、また仕事から逃げようとしている」
そして彼女は目を閉じ、泣きながらお母さんにこう電話したのです。

「お母さん、私、もう少しここでがんばる。
彼女は用意していた辞表を破り、翌日もあの単調なレジ打ちの仕事をするために出勤していきました。

ところが、「2、3日でもいいから」とがんばっていた彼女に、ふとある考えが浮かびます。

「私は昔、ピアノの練習中に何度も何度も引き間違えたけど繰り返し弾いているうちに、どのキーがどこにあるか指が覚えていた。そうなったら鍵盤を見ずに、楽譜を見るだけで弾けるようになった」

彼女は昔を思いだし、心に決めたのです。

「そうだ、私は私流にレジ打ちを極めてみよう」と

彼女はキーの配置を覚え、ピアノを弾く気持ちでレジを打ち始めました。
すると、不思議なことに、これまでレジのボタンだけ見ていた彼女が、今まで見もしなかったところへ目がいくようになったのです。

最初に目に映ったのはお客さんの様子でした。

「ああ、あのお客さん、昨日も来ていたな」

「ちょうどこの時間になったら子ども連れで来るんだ」
いろいろな事が見えるようになったのです。
それは彼女のひそかな楽しみにもなりました。
そして色々なお客さんを見ているうちに、今度はお客さんの行動パターンやクセに気づいていくのです。

「この人は安売りのものを中心に買う」
「この人はいつも閉店間際に来る」

「この人は高いものしか買わない」とかがわかるようになりました。

そんなある日、いつも期限切れ間近の安い物ばかり買うおばあちゃんが5.000円もする尾頭付きの立派な鯛をカゴに入れてレジへ持ってきたのです。
彼女はびっくりして、思わずおばあちゃんに話しかけました。

「今日は何かいいことがあったんですか」
おばあちゃんは彼女ににっこりと顔を向けて言いました。

「孫がね、水泳の賞を取ったんだよ。今日はそのお祝いなんだよ。いいだろう、この鯛」と話すのです。

「いいですね。おめでとうございます」
嬉しくなった彼女の口から、自然に祝福の言葉が飛び出しました。

お客さんとコミュニケーションを取ることが楽しくなったのはこれがきっかけでした。

いつしか彼女はレジに来るお客さんの顔をすっかり覚えてしまい、名前まで一致するようになりました。
「今日はこのチョコレートですか。でも今日はあちらにもっと安いチョコレートがありますよ」
「今日はマグロよりカツオの方がお得ですよ」
たくさんのお客様とお話ができるようになったのです。
彼女はだんだんこの仕事が楽しくなってきました。

そんなある日のことでした。
「今日はすごく忙しい」と思いながらもいつものようにレジを打っていました。

すると店内放送が響きました。

「本日は込み合いまして大変申し訳ございません。どうぞ空いているレジにお回りください」

ところが、わずかな間をおいて、また放送が入ります。

「本日は込み合いまして大変申し訳ございません。重ねて申し上げますが、どうぞ空いているレジにお回りください」

そして3回目、同じ放送が聞こえてきた時に、初めて彼女はおかしいと気づき周りを見渡し驚きました。
どうしたことか5つのレジが全部空いているのに、お客さんは自分のレジにしか並んでいなかったのです。
店長があわてて駆け寄ってきます。
そしてお客様に「どうぞ空いているあちらのレジへお回りください」と言ったときです。
お客さんは店長の手を振りほどいてこう言いました。

「ほっといてちょうだい。私はここへ買い物に来ているんじゃない。あの人としゃべりに来ているんだ。だからこのレジじゃないとイヤなんだよ」

その瞬間、彼女はワッと泣き崩れました。

その姿を見て、お客様が店長に言いました。

「そうそう。私たちはこの人と話をするのが楽しみで来てるんだ。今日の特売はほかのスーパーでもやってるよ。だけど私は、このおねえさんと話をするためにここへ来ているんだ。だからこのレジに並ばせておくれよ」

彼女はポロポロと泣き崩れたまま、レジを打つことができませんでした。

仕事というのはこれほど素晴らしいものなのだと、初めて気ついたのです。

そうです。すでに彼女は、昔の自分ではなくなっていたのです。

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涙の数だけ大きくなれる!
31ページより抜粋フォレスト出版社  (2008/9/4) 著 木下 晴弘

今日も心に感じたこと。
それは、
僕がサッカー少年だった時の気持ちで、サッカーを楽しみながら子ども達と接するということです。

感謝!

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