ファーストタッチ

7_16
今日もある方との会話から一日がスタートした。

ジュニアで大切なことはテクニックで言えばファーストタッチ。

それをどうやってアソビの中から得ていけるか。

見れば見るほど世界と日本の差がありすぎることへの焦りを感じる。

世界は攻めのファーストタッチ。

破壊がある。一瞬のスキで切り裂いていく怖さがある。

日本のファーストタッチは先ずは取られない。止めるファーストタッチ。

日本の指導者やチームの多くは
先ずはボールを奪われない。
ボールを相手から遠い場所に置く事。
数的不利であればGKに戻して作り直す。

全てが大切な事ではあるが、ジュニアの育成において根本の何かが足りないんだと思う。

認知・決断・実行。
これらを本能で感覚で楽しめる所までいける選手が世界には沢山いる。

テクニックとは駆け引きがあるかないか。

駆け引きは教えて身につかない。

スポーツとはお互いにどうバランスを崩しあうか。
バランスを崩した瞬間に相手が動く。動いた相手もバランスを崩す。
その一瞬をどちらが征するかで決まる。

ジュニア時代にその経験を沢山積んできた選手とそうでない選手とでは雲泥の差が生まれる。
ジュニア時代にバランスを崩すチャレンジをし続けている選手は沢山の事が身体に染みついてい行く。自分の糧になっていく。

ファーストタッチは対面トレーニングで身につけるものではなくて、ミニゲームやゲームの中で培っていくもの。

ジュニア時代は早いデカイでごまかしが通用する世代。
高校では通用しない。

ファーストタッチの判断は選手ひとり一人それぞれが正解であって不正解はない。
あとはゲームで使えて成功するこによって否定されなくなる。
自分の判断に成功した選手が次のステージへ進んでいく。
それでも育成の指導者は失敗した判断をした選手を辛抱強く成功するように導いていける我慢が必要。

大人になればなるほどファーストタッチの大切さに気がつくだろう。
それまでにファーストタッチのテクニックを身につけさせたい。

そんな話しをしていました。

ジュニアから携わっていた選手が成長していく姿を見ることが楽しいです。
今日も僕の人生に影響を与えてくれているクレージーな人と楽しい時間があることに感謝です。

Think different.〜クレージーな人
「発想を変える」「ものの見方を変える」「固定概念をなくして新たな発想を持つ」

【お知らせ】
noteさんのブログで毎日メモ代わりに書いていますのでよかったらそちらもご覧ください。

本物とは

昨晩はとても素晴らしい心地よい時間だった。
本物の方の物腰は実に奥深かった。
スキーを楽しんでいる姿と重なって本物の凄さが見えた。

小淵沢には自然豊かな財産がある。
八ヶ岳を背に、富士山、南アルプス、秩父連山の大パノラマ。
極上の美味しい空気、水、食べ物。
全てが本物だ。
八ヶ岳山麓に広がる縄文文化の歴史ある地、そこには本物の美術館もある。
本物のアーティストも沢山いる。

本物の方々がもっともっと沢山訪れて、本物が増えて、子ども達が本物に触れて育ったら北杜市は国際的にも評価される市になる。

それが子ども達のサッカーに結びついて、そして世界中から子ども達が訪れる場所を想像するとワクワクしてくる。
地元の方々の意識や価値観も変化していくだろう。

本物とは無意識に関わった方々に勇気や幸せを与えられるかだと思う。

偽物とは関わった方々を不幸にする。常に自分が利益を得られるかどうかで関わってくる。
やたらと派手で攻撃的で常に自分を正当化するから始末が悪い。

本物の絵画や陶芸も人の心を豊かに幸せにする。

サッカーも同じ。
本物のサッカーに子ども達を触れさせたい。
大人達にも触れさせたい。

私自身がどんなに無名で小さくても、言い訳をせず、本物であり続けることが日常の第一歩だと思う。

本物である方。憧れる方が3人に増えた日でした。

感謝!

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

叱る

89653077_3087419461292003_714215136763576320_o
あなたは怒られたことがありますか? あなたは叱られたことがありますか?

子どもは、褒められたり、叱られたり、怒られたりしながら成長していくものだと思います。

植物に例えるならば、根も張れず、まったく旨味のないスカスカの果実となり、 直ぐに枯れ果てるのではないでしょうか。

本当の優しさとは、愛情のある厳しさです。

相手への愛情があるからこそ、怒ったり、叱ったりが存在するのだと思います。

だから、あなたの事を一番に愛しているお父さんやお母さんは、あなたが間違った行動をすれば、怒ったり、叱ったりしてくれるのです。

本当に優しい人とは、怒ったり、叱ったりをしてくれる人だと思います。

怒られるということは、あなたに対して愛情を抱いている証拠です。

叱られるということは、同じ間違いを繰り返さないように諭してくれているのです。

フランスの思想家アランは、 「ロープウェイで来た人は登山家と同じ太陽を見ることはできない」と記しています。

楽をせず、地道に人生という名の登山を自分の足で確実に歩んでください。

身の危険な場所を登ろうとしたら、叱ってくれる人が現れるでしょう。

辛くても一生懸命に山道を登っていれば、励ましてくれる人が現れるでしょう。

叱ってくれる人は、あなたの味方です。

叱ってくれる人がいるならば、あなたは幸せです。

叱ってくれる人がいるならば、心から感謝をしましょう。

あなたには、登山家と同じ太陽を見て欲しいと心から願っています。

上記は高校サッカードットコムさんのポータルサイトよりコラムを依頼されて毎月掲載されている文面の一部です。
以下で全文が掲載されています。
https://koko-soccer.com/column/62-tabata/1025-tabata4

【お知らせ】
noteさんのブログで毎日メモ代わりに書いていますのでよかったらそちらもご覧ください。

石ころのような個性もある

rectangle_large_type_2_2bc314acc993c2beaee46f7841c530ad
「ダイヤモンドのような個性もあれば石ころのような個性もある。石ころでもそれを最高の個性に仕上げる事が重要である」本田宗一郎さんの格言である。

ダイヤモンドも石ころも個性において上も下もないと思っています。

石ころのほうが世の中においてダイヤモンドよりよほど役に立っています。

ただ全く目立っていないだけです。空気の存在と変わらないのかもしれません。

ダイヤモンドを沢山集めているだけの強いと呼ばれているチームが沢山あります。

個性を仕上げなければ宝の持ち腐れとなります。

私はダイヤモンドを集めません。

お金がないので。買えません。
お金があったら人工芝グランド作ります。
お金があったらクラブの会費を無料にします。
それでもまだお金があったら子ども達を海外遠征へ無料で連れて行きます。

私はダイヤモンドでも石ころも関係無くて、この世の中で出会った子ども達を最高に磨き上げることが生きがいとなっています。

石ころがダイヤモンドよりも輝くかもしれません。
そうしたらダイヤモンドになっています。

そう信じて磨き続けています。

ダイヤモンドの原石の子ども達は磨いてくれる所へ行かないと石ころよりも輝かなくなることでしょう。

それはとても残念なことです。
残念で片付けたくはないです。

そんなことを感じた週末でした。

指導者のみなさん。お互い研磨士として精進していきましょう。
鈍刀
鈍刀をいくら磨いても無駄なことだというが、
何もそんなことばに耳を借す必要はない。
せっせと磨くのだ。刀は光らないかもしれないが、磨く本人が変わってくる。
つまり刀がすまぬすまぬと言いながら、
磨く本人を光るものにしてくれるのだ。
坂村真民

【お知らせ】
noteさんのブログで毎日メモ代わりに書いていますのでよかったらそちらもご覧ください。

44thDENCUP~OPEN

2020年の今年もどうにかどうにか第44回DENCUPオープン大会が開催されました。

オープン大会は毎年強豪サッカー部の高校生達が参加してくれます。
DENCUPから大学サッカーはもちろん、Jリーグや海外で活躍している選手もいます。

そんな中、今年もヴァンフォーレ甲府ユースや韮崎高校のチームも出場してくれました。

自分の息子達よりもさらにひとまわり年下のバリバリパワフルな若者達や社会人フットサルチームの鍛えられた方々との対戦ですので57歳の私としてはとにかくとにかく怪我無く終了したい気持ちで参戦しています。
それでも・・・ゲームが始まるとやる気満々でアップしてしまいます。
5分だけと言いながら結構出てしまいました。毎年の事です。(笑)

昨年は準優勝までいけたので今回予選敗退となり悔しさもまだある自分です。(笑)
それでも得点も取る事ができたし、怪我も無く、若者達にも手加減して??お相手頂けたのでありがとうございました。(笑)

毎年思いますが、ヴァンフォーレ甲府や韮崎高校等の高校生達はこの先、大学等でサッカーを続ける人、サークルとかフットサルとかを楽しむ人、社会人となる人、きっとそれぞれかと思います。
それでも彼らのプレーを観ていると、もっともっと自分が上手くなりたい、上を目指したいという気持ちが上回ればきっとまだまだ輝けるのだろうと毎年感じます。
それくらい才能があると感じるからです。
もっともサッカーだけが人生ではないので他の分野に興味を持って大学生活を自身の糧にすることは非常に大切だと思います。

要は自分で自分の人生を決めていく歳になってきたのだと思います。
お金を出すのは親であることだけは理解して欲しいですが。

社会人として働くことは更に素晴らしい事だと思います。
何故ならば自分で稼ぐからです。

話しが脱線しましたが、どうしても高校生達の躍動している姿を見ていると清々しくて、無限の可能性も感じてしまいます。
なんだか親の気持ちになってしまうのです。
そして、この歳になると。若さゆえになんでも挑戦できるのにと思ってしまうのです。

とにかく今年もDENCUPが開催できて、こうして若者達や息子や息子の友達、OB達、そして十数年前から参加していただいている方々とボールを蹴れた事に幸せを感じます。

この場を借りて御礼申し上げます。

みなさん!ありがとうございました。

感謝
2020.02.02
主催者 田畑雅宏

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

44_980_134

44_980_127

OLYMPUS DIGITAL CAMERA