Den2021Apple

今年もDENの林檎の収穫に行ってきました。
昨年は何年かぶりに娘も一緒でしたが今回は妻と二人に戻りました。
誰に似たのか・・・娘はその後、こんなご時世にも関わらず欧州で学びたい事があるそうで😅行っております。(^^)!

毎年この季節が来ると今年も冬仕度が始まるんだと思います。
そして今年もこうして妻と一緒に林檎の収穫に来られた事に感謝しかありません。

ただDENの林檎の収穫が目的というよりも、太田さんにお会いするのが私も妻も一番の目的にいつしか変わってしまいました。
太田さんの笑顔が今年も見られて、もう何十年も通っていますが、いつも林檎畑は晴天です。
太田さんと沢山話しが出来たことがなによりの幸せです。

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「田畑さん元気やけぇ」
「まぁまぁ今年も会えたねー(笑)」
「仕事の方はどうでーまだ影響あるけぇー」
「オレッチももう歳だしね。コロナもよわったもんでねェー」
「テツでぇーも季節労働だけぇーヒトを確保するのがてぇへんずらね」
「雇う方が気を使うじでぇーだからよわったもんずらねー(笑)」
「きゅうけぇー時間もゼニはらっとるからねー(笑)」
「おんだんかかなんだか分からんがあったかくて困っちもんね」
「寒くならねーと密がのらねーだがしね」
「まぁーおらっちのリンゴはまあまあでーじょぶかと思うだがね」

今年も静かな凜とした引き締まった空気の中で太田さんとの笑い声が響き渡りながらの楽しい時間でした。

この時間が本当に大好きです。
このひととき。生きているって感じです。
人生とは何か。
人と人のふれあいの本質を感じさせていただける大切な時間です。

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太田さんの背中から人生の年輪を感じます。
丹精込めて毎日毎日コツコツと地道に汗を流し続ける。
派手に林檎を売るわけでもなく、宣伝をするわけでもなく、林檎に魂を込めて作り続ける。
林檎を自慢するわけでもなく、休みてーとか笑って言っていながらも、林檎を見つめる目や仕草から仕事にプライド持っているなっていつも感じます。
いつも自然体な太田さん。
ここに来ると。
心がセットバックされます。

私やスタッフたちが子ども達に純粋に向き合うサッカークラブにしていかなくてはと確信させてもらえます。
太田さんの林檎のように全ての子ども達を大切にしていきたいです。
今グランデにいる子ども達や保護者さん達と一緒に泣いたり笑ったりできたらそれで良いのかなって思います。
もちろん、22年前に僕が立ち上げたグランデはそうでしたから。
それがやっぱり一番です(笑)

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リンゴ畑の直ぐ先は一本道です。
ここの景色大好きです。
人生一直線って感じです。(笑)

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ここ3,4年は決まって松本へ立ち寄ります。
そして「時代遅れの洋食屋おきな堂」さんでランチを食べています。

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今回は大人の洋食セットでした。
子どもの頃の大好きな3点セットにイタリアの旗が立っているなんて幸せです(^^)!

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そのまま蔵通りをブラブラ妻と歩くのもいつもの事になりました。
マサムラ本店でシュークリームも買って帰ります。

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車の中は林檎の香りが充満です。
今年の林檎もメチャクチャ美味しいです。

これからスタッドレス交換、クリスマスツリーの飾り付け、年賀状等の準備となります。
商売は厳しい年が2年も続き、新型コロナウィルスに今年も振り回された一年でした。
それでもこうして今年も太田さんに会えたし、グランデの子ども達にも癒やされているし、母も長い入院生活から完全完治して退院した。時間があったから病院にも通い続けられた。なんといっても次男が素敵なお嫁さんを連れて八ヶ岳へ来てくれた。感動した結婚式も無事に行えた。
振り返れば本当に感謝しかない素敵な一年であったと思います。

太田さんのように自然体で歩いて行きたいと思いました。
真っ赤な林檎に感謝です!

ネバーギブアップフットボール・コラソングランデ!

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親子サッカーの日2021

先月。今年もようやく「親子サッカーの日」を開催することができました。
春から開催を企画してようやくです。

みんなで早朝グランド掃除で汗を流して。
みんなでボールを蹴って汗を流して。
みんなで美味しいお弁当を食べて。

当たり前と思っていた日常が当たり前ではなかった。
こんなにも大切でありがたい事であることを痛感しております。

今までが当たり前の日常ではなかったのかもしれません。

気がつけば沢山の方々のご支援をいただいております。
地元スーパー「ひまわり市場」那波社長さんからは昨年に続きお弁当の差し入れをいただきました。
那波社長は倒産寸前まで追い込まれて苦労に苦労を重ねてどん底から這い上がって全国メディアにも頻繁に取り上げられる大繁盛スーパーに育て上げた叩き上げの社長さんです。
そんな那波さんからは「田畑さん、僕は辛いとき困っているときに親身になって励まして勇気を与えてくれた方々のおかげで今があります。だから僕は復活しようとしている田畑さんとグランデを応援しますよ」
間違いなく早朝から晩まで暇も余裕もないのにいつも笑顔で接してくれます。
そしていつも売り場で従業員の方々と一緒に汗を流して働いている姿しか観たことがありません。
僕も那波さんと同じように人に勇気を与えられる人間に精進して行かなければならないと那波さんと会う度に心に染みこみ続けています。

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地域に愛されているスーパー「ひまわり市場」さん。
本当に美味しいお弁当です。
感謝を込めてみんなで味わいながら食べました。

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お父さん、お母さん、スタッフ、ジュニア、ジュニアユースとみんなでサッカーを楽しみました。

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私たちのクラブが管理しているグランドを早朝から保護者様から子ども達スタッフとみんなで掃除をしました。

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この日はジュニアユース監督の誕生日でした。
ジュニアユース選手達からサプライズな手荒い祝福を受けました。(^^)!
幸せだよな〜!

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食事ってみんなで食べると本当に美味しい!
まだまだ食べている以外はマスク着用の感染対策中ですが、それでも
黙食が続いていた子ども達は本当に切なかったです。

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親子サッカーの結果発表等も行いました。
田畑賞はネバーギブアップTシャツでした。(^^)!

養生していた芝生グランドもどうにか根が張ってきました。
来春には緑の絨毯で子ども達の笑顔が沢山観ることができると思います。

まだまだ感染対策に気を抜けませんが、全ては子ども達の為に、そしてサッカーを通じて地域に愛され貢献していけるクラブに成長していきたいと強く思っています。

来年の親子サッカーの日にも沢山の笑顔が見られるように今日に感謝してサッカーを楽しんでいきたいと思います。

この場を借りて多くの方々に御礼申し上げます。

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ネバーギブアップフットボール
コラソングランデ
努力は必ず報われる
八ヶ岳から世界へ

八ヶ岳グランデフットボールクラブ  田畑雅宏

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息子へ。心から楽しめる人生を!

先日、息子が結婚式を挙げました。
この日は心から待ち望んだ特別な日でした。

2年前。
言葉ではあらわせない出来事を一緒に経験しました。
息子でありながらも師弟のような関係で一緒に乗り越えてきただけに感無量です。

あの時、黙って自分の生き方を信じた決断をしました。
そして息子もまた自分の人生を信じた決断をしました。

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私はいつの間にか眠れない日がなくなりました。

息子は私から受け継ぎジュニアユースの監督になりました。

息子は素敵なお嫁さんと一緒に八ヶ岳で人生をスタートしました。

彼女もまた変わらずに息子の心を長年支え続けてくれました。

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私は息子が生まれる前からサッカーチームの監督でした。
小学校中学校の9年間、親父と息子の関係というよりも監督と選手の関係でした。

そして中学卒業と同時に県外の強豪高校へ羽ばたいて行きました。
気がつけばあっという間に親元を離れていました。

息子の高校時代も自チームの活動と重なり息子の試合もほとんど観る事が出来ませんでした。動画もひとつもありません。

そのまま東京の大学へ進学し体育会サッカー部で4年間下宿生活を送り、都会で社会人生活を7年間送っていました。

親らしい事は出来なかったのかもしれませんがいつも心で応援していました。

そんな息子が2年前に戻ってきました。

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親らしい事は出来ないと言いましたが、それだけに自分の子ども達に恥じない生き方が唯一の親としてのプライドでした。

真実に正面から向き合い、クラブの子ども達に真剣に接することがプライドでした。
信に過ぎれば損をする不器用な生き方であったとしてもです。

妻と二人で息子をのんびりと応援する生活を一度でいいから味わいたかったと今でも思う時があります。
シンプルに息子を応援するってきっと楽しいのだろうなと。
保護者さんのご家庭が羨ましいなと思った時もありました。

息子とは指導者と指導者の関係として毎日一緒にグラウンドに立っています。

本当に幸せな事だと思っています。

まさか息子とこのような関係になるなんて思ってもいませんでした。

物心ついた時から息子とは監督と選手の関係であり、今は指導者と指導者の関係ですが、こんな親子の関係が私には一番しあわせな事なのだと気づきました。

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幸せは日常の中に転がっている。
もしかしたらサッカーボールの中にも転がっているのかもしれません。
それに気づける人間、大切にできる人間であることが人生の楽しみ方の分かれ道に思えてなりません。
親の役目は子どもが大人になるまでにそれに気づける人間に成長させることなのではないだろうかと思います。

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息子へ。
結婚おめでとう。
妻や子どもを幸せに出来なければクラブの子どもたちは幸せにできません。
妻や子どもを心から一生愛し続けなさい。
笑顔溢れる楽しい幸せな家庭を築いていってください。
君が心から楽しめる人生を送ることを願います。

父より。

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