26thDENCUP~Oyaji

1995年から続いているDENCUPフットサル大会・・・2020年もどうにかどうにか・・・開催することができました。
http://www.dencup.com/
今年は本当に未曾有の大変な年になりました。
正直DENCUPを開催するか相当迷いました。
それでも勇気を持ってチーム数を減らして動かしてみることにしました。

参加頂いたチームの皆様には全選手の体調管理・検温表の提出・ゲーム以外でのマスク着用・出入り口の導線、観戦場所の指定、昼食の場所、応援者の人数制限等沢山の感染予防対策ガイドに従っていただけました。
おかげさまで大会当日から2週間経過しましたが一人の感染者を出すことなく無事大会を終えることが出来ました。
本当に参加いただいた皆様の好意的なご協力に感謝しかありません。

今回は大学時代のサッカー仲間と助っ人のオマさんと5人で出場しました。
5人で275歳です。
25年の歴史の中で過去大会最年長チームとなりました。
大学時代の仲間ともうじき還暦を迎えるのにこうやってまた一緒に楽しめるとは夢にも思いませんでした。
元気にプレーできることに感謝しかないです。

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大会の方は決勝まで勝ち上がりましたが、ひとまわり若いオヤジさんチームに完敗となりました。
交代なしの5人は流石にここが限界でした。(笑)

それでも本当にボールが蹴れたことに幸せを感じる事ができました。
そして私自身は惨めでした。
今年は全く動いていなくて身体が重くてボロボロでした。
改めて身体を作り直します。それでも救いは6点取れた事でしょうか。
これで25年連続得点記録がまたまた更新されてしまいました。(笑)

新型コロナウィルスの猛威が復活してきた今日この頃ですが
2021年。世界が、日本が、そして皆様にとって明るい年になることを願います。
みなさん!良いお年をお迎えください。
ありがとうございました。
感謝!

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Den2020Apple

先日DEN林檎の収穫へ娘も加わり妻と3人で行きました。
3人の子ども達と5人で行ったのが始まりでした。
その子ども達もすっかり大人になりました。(^^)!
それだけに今回は娘も参加できてよかったです。

それがいつの間にか妻と二人で出かける時間に変わっていました。
一昨年まではサッカーに追われた中で、この時間が本当に貴重な時間でした。

りんご農家の太田さんの顔を観るとホッとします。
毎年、りんごの香に包まれたリンゴ畑の中で太田さんと話す時間は本当に心が豊かになります。

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「このあたりじゃコロナなんてだーれもでていゃしないがに」
「こんだけひろーて、人もおらんしね、どこが密なんだか。おらっちのリンゴだけぞに密だらけはよー(笑)」
「だけんど、しょうねーけど、消毒の機械アマゾンで安いと思って買って8000円、あとで近所のホームセンターで似たようなんが2000円だかに、参ったよね。やられたよ(笑)」「マスクもだけんど、息子夫婦から使い捨てのゴム手袋つけろーってうるせいだが」「んなもん、付けてたら仕事やりずろーてかなわんよ」
「足も腰もいてーし」
「パチンコは行っているよ。なんせかーちゃんとオレッチの楽しみだけんね。マスクはしてるがにしんぺーはいらんよ」
「おれっらは、今がいちべんの楽しまにゃーいけねー時なのにコロナやめておくれよだに」
「それでもパートさんたちに内緒でホッケイドー夏に行ってきただよ」
「身体が動くウチに日本全国、カアーチャンと楽しんでくるぞね」
「GOTOとかどうでもいいから、コロナ終わってくれんと旅行イケんよ」
「コロナにはなりたてくねーしね」「この村で一番にでたのがオレッチじゃー息子の嫁さんに顔あわせられんぞね(笑)」
「んでも、田畑さんとこもしんぺーしてたんよ」
「元気な顔みれてよかったぞぇ」
「まぁまぁどうにかこうにか生きていけりゃーね(笑)」
「しあわせーってもんぞだよ」
そんな会話を1時間以上もリンゴ畑と青い空の下でしていました。

今年も太田さんに会えた事が一番の収穫です。
そして丹精込めた太田さんのリンゴを美味しく頂ける事に感謝しかありません。
自然の中に、そして自然体で生きている方と同じ空気を吸える喜びを続けて行きたい。
そんな幸せを感じたDENのリンゴ収穫祭となりました。

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車内は今年もリンゴの幸せな香が充満です(笑)
タルトタタン作ったり、いつもお世話になっている方にお裾分けしています。
こうしてリンゴを触っていると、なんだかんだあった今年もあと少しなんだなと毎年感じます。
今年もどうにか乗り切れること。
今年も家族がみんな健康でいられること。
今年も沢山の素敵な方々と出逢えたこと。
今年も沢山の方々に助けられたり励ましていただけたこと。
感謝しかありません。
年末に向けて掃除の日々となります。

自然の中で太田さんが愛情を込めてこんなにも大きく美味しく育ったリンゴ達のように、グランデの子ども達も大きな果実となるように愛情一杯で育てて行きたいです。
全てに感謝!

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noteさんのブログで毎日メモ代わりに書いていますのでよかったらそちらもご覧ください。

愚者は理解できないことを否定する

先日、日頃親しくさせていただいているご住職さんとお話しをする機会がありました。

年齢とともに、人から相談されたり、アドバイスをする事が多いのですが、
先日は、自分の思いを吐き出ささせていただける機会がありました。

その会話の中で、「人はなかなかそのレベルまでいかないと理解できないものですよ」とおっしゃっていただけました。

昔、読んだ本に、似たような事が書いてあったことを思いだし、読み返すことで心を整えることができました。

謙虚に、笑顔で前へ進むことが人間は大切であることを思い返すことができました。

私自身も、理解出来ない事があっても、道理をわきまえて物事の是非を判断できる人間性を養っていけるように日々精進していかなければならないと再確認させていただくことができました。

まだまだ、修行が足りませんが、よい機会を得られた事に感謝です。

礼。

あまり賢くない人は、自分が理解できないことについては何でもけなす。
※17世紀フランスの文学者フランソワ・ド・ラ・ロシュフコー

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いつの時代も、必ず批判する者が現れる。

新しい事を始めたり大きな成果を上げたり
何かしら目立ったことをすると、

「気にくわない」「裏がある」と
揚げ足をとり、けなす者が現れる。

そこでやる気を削がれる者も多いが
そんな声は全く気にする必要はない。

批判する者の多くは自分ではできないから
あなたの活躍が羨ましくて、批判する。

出る杭が打たれるのは自然な事。
打たれたからといって、
引っ込む時間は本当にもったいない。

むしろ「やってろうじゃん」と
奮起するタイミングである。

———  本気で夢を叶える会 より一部引用———

若者達よ!若いコーチたち!
周りを気にしないで、純粋に子ども達に接して欲しい。
このままでは若いコーチ達が優等生の言葉と教科書通りの指導しかできなくなってしまう。
子ども達が伸び伸びとサッカーやれる環境とコーチ達が伸び伸びとサッカーに関われる環境は正比例していくことが大切です。

八ヶ岳はもうじき市長選挙です。

八ヶ岳の裾野にある北杜市は11月中旬に市長選挙が行われます。
初めてですが市政について感じた事を書きました。

北杜市は人口4.3万人で人口4.8万人の石垣島よりも少ない市です。
山梨県は東京世田谷区の人口よりも少ない県でもあります。

そんな小さな市の選挙でもスポーツと政治を連想すると、フォークランド紛争・マラドーナ神の手、ユーゴスラビア紛争・幻のアメリカW杯等、国レベルのサッカーに関する出来事も思い出します。

選挙のイメージはどうもネガティブです。
候補者の名前の連呼と手を振る方々、必勝の文字と同じ色のジャンパーでの一体感。みんな地域をよくすると言っていて、私に託してくださいと連呼し、政策はみんな同じみたいでよく分かりません。

ネガティブと言っておきながら、この雰囲気は、強豪チームの応援とどことなく似ている気もします。
チームカラーの必勝Tシャツとタオルマフラーでの一体感。
優勝目指せ!絶対勝つぞ!とメガホンと鉢巻きして連呼する姿が重なります。

市民の皆さんと選手達とも重なります。
応援だけ一生懸命やって大会が終わったら優勝した監督とスタッフと試合に出た選手だけがスポットライトを浴び続けることだけは勘弁です。
どちらも全市民と全選手達が幸せにならなくてはなりません。

選挙では、先ずは現政権の批判からスタートです。
相手の落ち度、弱点を探し続けます。
これもなんだかサッカーの分析に似ています。

それと、今までの実績を自慢します。
これもトレーニングマッチ含めて試合結果を自慢しているチームと被ります。本当に強いチームは試合結果を自慢しません。宣伝する必要がないからです。市民の方々も今の市政に好感を持っていれば実績自慢する必要もないはずです。

何票取れるのか票読みも日々戦略の立て直しに余念がない毎日です。
これもまたJリーグ残留勝ち点の予測と似ています。
あそこが次勝っても、ウチが勝ち点1取って勝ち点33まで持って来れれば当確ラインだ。みたいな。

自分達の考えが正しく、相手は間違っている。
そして勝利した側の政治が行われる。そんな歴史が繰り返されてきました。
サッカーはワールドカップで優勝した国がトレンドになります。

本当に地域の為なのか、市民のためなのか。次世代の為なのか。
勝利した側だけの政治ではなく、ラグビーのように敵・味方の区別がないノーサイドの政治を行って欲しいです。

円柱が真横から見れば長方形、真上から見れば円形であるように、実は両方ともに見方によって四角でもあり円形でもある。
それを上手く利用しているのが政治の恐ろしさでもあります。
サッカーも同様にドリブルサッカーもパスサッカーも実は別々ではなくて円柱と同じだと思います。

同じ政策でも言い回しや、リーダーによって全く違う政策に結果としてなってしまいます。
スポーツの世界、育成でも同じ事が起こります。

真実は日常にしかありません。

ワイドショーネタの様に野次馬を煽るようなSNSに世間がコントロールされてはいけない。情報を操作されてはいけない。
受け手側の水準を上げていくことも必要と感じています。

真実でなくても言ったもの勝ちの世間にはならないようにしていかなければなりません。

現場のリーダーと何度も触れてみないことには真実は見えてきません。
結果は出ていなくとも毎日の取り組みは現場に行けば肌感覚で感じられるものです。
育成も政策も実を結ぶには時間的なズレが生じるからです。

東京からこの北杜市(当時は北巨摩郡小淵沢町)へ移住し3人の子どもがこの地で生まれ成人となりました。
人生の大半を過ごした愛着のある大好きな場所です。
沢山の方々に親切にしていただいたおかけで楽しく生活してくることができています。
これからの若い方々が私と同じように30年も40年も幸せに暮らしていける北杜市を望んでいます。

今回出馬する4人の市長候補者の皆さんとは何度も膝を交えたことがあります。
どの方も友人としてならば素敵な方だと感じます。
しかし、今回、お友達選挙をしてはいけないと思っています。

北杜市の人口は2020年43,422人。25年後2045年31,043人。
2015年15歳〜64歳53.2%、65歳以上36.5%。
2045年15歳〜64歳38.2%、65歳以上54.5%。
総人口指数2015年100として2045年68.8。
0歳〜14歳以下の子ども2015年4,613人。2045年2,273人。
90歳以上2015年1,210人。2045年2,529人。
(国立社会保険人口問題研究所予測データ2018年より)

北杜市は25年後、子どもの数は現在の半分以下になります。
北杜市は25年後、90歳以上のお年寄りの数は現在の2倍以上になります。

新しく北杜市を舵取る方は、火事取る方です。(ダジャレですが核心です)

新しい市長は火の中に飛び込んでいける人。
火事跡を引き受けられる人物。
汗かく役に手を挙げた方こそが真の市長です。
スーツもネクタイも市長室もいりません。椅子は折りたたみで充分です。
長靴とスニーカーと手ぬぐいがあれば充分です。
あとMacBookは欲しいところです。(^^)!

そして北杜市という建物は16年間8つの町村という建物をそのままつなぎあわせてきました。
設計図のない修繕の連続はもう限界です。
柱に害虫が巣を作っているかもしれません。シロアリに食べられている柱があるかもしれません。このままでは北杜市民が住んでいる建物は柱が腐って倒れてしまうかもしれません。

北杜市という建物を設計図から作り直す時が来ています。
8つの建物を振り払い、20年後、30年後のリーダーがいくらでもレイアウトしていけるグランドデザインが必要です。
手抜きゼロの虫食いゼロの耐震偽造ゼロの大きな基礎工事をする事が今回の大義です。
それらを実行できる器のある方が市長にならなければ北杜市はデータ通りに衰退すると危惧しています。

先日、スポーツ環境についてのフォーラムに出席してきました。
沢山のご意見がでておりました。日々皆さんが真剣に意見交換をなされ本当に頭が下がる思いでした。
スポーツ少年団員人数減少。サッカー野球等部活動部員不足。故にスポーツ少年団や部活動を復活させたい。学校統合にも沢山のご意見があるようでした。

昔はこの川で魚が沢山釣れた。だからまたこの川で魚が沢山釣れるようにしよう。素晴らしい事ですが、この川に稚魚を放流しただけでは魚は増えません。
スポーツ環境も同じです。
街クラブもJリーグアカデミーも分母が減るので今と同じスタンスではいずれ目減りしていくことでしょう。
そこへの危機感を承知の上でこれからクラブを立ち上げる若者は今あるクラブをお手本にするだけでなく新しいクラブコンセプトを持って立ち上げて欲しいです。
そうしないと共倒れしていきます。

100年後日本の人口は現在の半分になると予想されています。
世界の総人口は100年後も減らずに今よりも微増していると予測されています。これからのサッカーコーチは世界を意識すれば活躍の場は減らないですみそうですね。

スポーツ環境の定義そのものを根本から変えないと難しいと思いました。

スポーツ環境は生活環境、社会環境、経済環境と密接に結びついています。

平成30年度一般会計決算によると北杜市は歳入303億円、歳出290億円です。
中身を見てみると歳入の35.5%107億もが地方交付税で補われています。
実質は赤字財政です。
歳入の市税76億円に対し歳出48億円が人件費で福祉関係の28億円を大きく上回っているのも気になります。
地方交付税額は毎年減りますので北杜市の実質財政赤字はこのままでは間違いなく増え続けます。
おそらく北杜市と似た地方の市も沢山あることでしょう。

繰り返しますが、スポーツ環境は生活環境、社会環境、経済環境が成り立って初めて成果が現れる環境です。

スポーツに携わる人たちにとっても市政は関係ないと言っていられないのです。
その事は、北杜市民全ての方々にとっても同様です。
今回の市長選びは市民全員にとって、今の子ども達の親にとっても20年後に高齢者となる方々にとっても非常に重要な選挙なのです。

夢を与えることは大切です。でもニンジンではダメなのです。
今までは日本の人口が増え続けて優れた労働力と共に経済成長ができました。
誰もが食ってくることができました。
スポ少も街クラブも立ち上げれば適当にしていてもクラブ員は増えてきました。
これからは人口が減るのです。
もうそんな時代とは決別しないとだめです。

ただ、落胆ばかりではありません。
現実的な希望があります。

高齢者が増えるといことは、元気な高齢者も増えると言うことです。
それは経験豊かなスポーツコーチが増えてくるということです。

第一次生活を終えた方々の第二次生活の生きがいの場が増えます。
そしてスポーツに携われば健康増進にも繋がります。
新しい高齢者の生きがいと雇用が生まれます。

少子化ということは、子ども達にとっては小さいときから行き届いた学びを得る事ができます。

海外人口が減っていないということは、インバウンドのチャンスは増えます。

温暖化現象の中、北杜市は高冷地にあります。ワインやお米農作物も益々北杜市で作れるようになると思います。

屋外スポーツにおいても熱中症の観点からもアドバンテージとなるでしょう。
益々スポーツイベントや合宿等が誘致していけるでしょう。

そして北杜市の持っている八ヶ岳や南アルプスや富士山の景観、自然の産物、資源、交通網は多くの方々が今以上に何度も北杜市を訪れる根拠となるでしょう。

永住人口は減っても、環流人口はいくらでも増やす事ができるのが北杜市の強みです。
他市からは羨ましい市だと思われます。

みにくいアヒルの子が白鳥になるように、
それらをしっかりと見据えられる人間力ある方に北杜市長を託さなくてはなりません。

そして北杜市の未来は住んでいる一人一人に託されていることを自覚して欲しいと思います。

そして、
子ども達が楽しくボールを蹴れる笑顔溢れる八ヶ岳北杜市が続いてくれる事を願っています。
日本中の地方でも子ども達が楽しくボールを蹴れる環境が沢山増える事を祈っています。

田畑雅宏

追伸
4人の立候補者の皆さまへ
誰が市長になられても、その後も力をあわせてください。
みなさん地域を良くしたいと訴えているのですから、市長にならなくても関わり方は沢山あります。
生涯地域貢献を続けてください。
皆さんの信念を貫いてください。
お願いします。候補者の皆さま。

【お知らせ】
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