愚者は理解できないことを否定する

先日、日頃親しくさせていただいているご住職さんとお話しをする機会がありました。

年齢とともに、人から相談されたり、アドバイスをする事が多いのですが、
先日は、自分の思いを吐き出ささせていただける機会がありました。

その会話の中で、「人はなかなかそのレベルまでいかないと理解できないものですよ」とおっしゃっていただけました。

昔、読んだ本に、似たような事が書いてあったことを思いだし、読み返すことで心を整えることができました。

謙虚に、笑顔で前へ進むことが人間は大切であることを思い返すことができました。

私自身も、理解出来ない事があっても、道理をわきまえて物事の是非を判断できる人間性を養っていけるように日々精進していかなければならないと再確認させていただくことができました。

まだまだ、修行が足りませんが、よい機会を得られた事に感謝です。

礼。

あまり賢くない人は、自分が理解できないことについては何でもけなす。
※17世紀フランスの文学者フランソワ・ド・ラ・ロシュフコー

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いつの時代も、必ず批判する者が現れる。

新しい事を始めたり大きな成果を上げたり
何かしら目立ったことをすると、

「気にくわない」「裏がある」と
揚げ足をとり、けなす者が現れる。

そこでやる気を削がれる者も多いが
そんな声は全く気にする必要はない。

批判する者の多くは自分ではできないから
あなたの活躍が羨ましくて、批判する。

出る杭が打たれるのは自然な事。
打たれたからといって、
引っ込む時間は本当にもったいない。

むしろ「やってろうじゃん」と
奮起するタイミングである。

———  本気で夢を叶える会 より一部引用———

若者達よ!若いコーチたち!
周りを気にしないで、純粋に子ども達に接して欲しい。
このままでは若いコーチ達が優等生の言葉と教科書通りの指導しかできなくなってしまう。
子ども達が伸び伸びとサッカーやれる環境とコーチ達が伸び伸びとサッカーに関われる環境は正比例していくことが大切です。

ホモ・サピエンス

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クラブ休み期間中、本棚から色々と本を読み返している。
今度は「サピエンス全史」上下巻を読みかえした。

3年前に息子から奨められた本。
読みながら「息子も成長したな」と感じたものだ。

何故ならば、人類の進化や文明の発達、難しい言葉や言い回しで理解しづらい点も多々ある。
それでも単なる歴史書ではなくて本当に面白かった。
息子もまた同様に感じていたのだろうと想像すると、嬉しかったし、成長したと感じたのだと思う。

「サピエンス全史」は特に上巻は一気に読み終えた。
そして今回も同じく一気に読み終えた。

第一章「認知革命」の活字から始まる。
サッカーにおいて「認知」はトレンドだけに興味深く入って行ける。

人間が地球を支配できるようになったのは虚構であり想像力であると著者のユヴァル・ノア・ハラリは解説している。

伝説や神話、神々、宗教は認知革命に伴って・・「気を付けろ、ライオンだ」といえる動物や人類種は多くいた・・・サピエンスは「ライオンはわが部族の守護霊だ」と言える虚構・想像する能力を獲得した。・・・その事が人類史上一番大きな革命(認知革命)であった。P38

このような言語の数々のおかけで、未来を信じることで今を我慢できたからこそ第二章の「農業革命」という詐欺の厳しい時代を乗り越えた。
この想像力のおかげで複雑な社会を形成することが可能になり、現代まで生き残っているのがサピエンスなんだと説いている。

ユヴァル・ノア・ハラリはこうも言っている。
サルに将来沢山バナナが食べられるからと言ったところでそのサルが持っているバナナは譲ってもらないが、サピエンスは虚構と想像を手に入れたことでバナナを讓ることができる。
サピエンスは無数の他人と柔軟に協力できたことで世界を支配しサルは動物園の檻の中に閉じ込められたとも語っている。

下巻では第四章の「科学革命」によって虚構や想像力に科学的根拠が持ち込まれたことが書かれている。

それでもラストには人生の意義、幸福度を測ることが書かれている。

そして、人類は飢餓や疾病、戦争を減らしサピエンスの境遇に関してはようやく進歩を遂げた。他の動物にたちの境遇はかってないほどの速さで悪化の一途を辿っている。何処へ向かっているのか誰にもわからない。
仲間の動物や周囲の生態系を悲惨な目に遭わせ、自分達の快楽や楽しみを追い求め、それでも満足していないでいる。
こんな不満で無責任な神々ほど危険なものがあるだろうか。
で終わっています。

ホモ・サピエンスとは賢い人間の意味。
そんな人間の素晴らしい所は、やはり未来を想像できる能力なんだと思う。

そんな想像力があるのだから、生態系や動物たちの悪化は自分達も含まれている事に既に想像出来ていると信じたい。

ホモ・サピエンスが本当に賢い人間という意味であるならば。

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Think different.Ⅱ

クレージーな人たちがいる。反逆者、厄介者と呼ばれる人たち。
四角い穴に丸い杭を打ちこむように、物事をまるで違う目で見る人たち。
彼らは規則を嫌う。彼らは現状を肯定しない。

彼らの言葉に心をうたれる人がいる。反対する人も賞賛する人もけなす人もいる。しかし彼らを無視することは誰もできない。

なぜなら、彼らは物事を変えたからだ。彼らは人間を前進させた。

彼らはクレージーと言われるが、 私たちは天才だと思う。

自分が世界を変えられると本気で信じる人たちこそが、本当に世界を変えているのだから。

アインシュタインやピカソ、エジソン・・・世界を変えた方々がCMに登場していた。
今から24年前の1996年のこと。グーグルも楽天も誕生していない時代。
私がPowerMac7300を買った頃にTVで流されていたCMのナレーション。このCMは衝撃的で今でもこのフレーズが鮮明に蘇ってくる。

Think different.
この言葉の意味は「発想を変える」「ものの見方を変える」「固定概念をなくして新たな発想を持つ」らしい。

Think different.
僕の中でのクレージーな人たちは僕の人生に影響を与えてくれる方々だ。
この方々とお会いすると、エネルギーをもらえるし心が豊かになる。
まさに、ものの見方をが変わって、固定概念をなくして新たな発想やヒントが生まれる。

理論であったり、理屈ではなく、頭の中で考えるのではなく、膨大な資料で相手の判断力を失わさせるのではなく、心で話し、心で行動できる方々だ。

夢中になって人生を楽しみ続けている事がクレージーな人生なんだと思う。
クレージーな人たちはビジネスに興味は無い。
あの方も、あの方も、そしてあの方も・・・。
僕の人生に影響を与えてくれる方々はサッカービジネスとは無縁でサッカーを楽しんでいる。

The more I learn the more I realize I don’t know.The more I realize I don’t know the more I want to learn.– Albert Einstein –
学べば学ぶほど、何も知らないということが分かるようになる。
何も知らないと分かるようになるほど、もっと学びたくなる。

Anyone who has never made a mistake.has never tried anything new.
– Albert Einstein –
一度も失敗をしたことがない人は、何も新しいことに挑戦したことがない人である。

Think different.
なる選手を育てていきたい。
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摩訶止観

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「悟りの教科書」著/者荒了寬、苫米地英人さんの本。

脳科学者の苫米地英人さんの本は4冊ある。

仏教の知識はあまりないだけに大変勉強になった。

「摩訶止観」による「一念三千論」の奥義である。

すなわち一つは自在を観る。そして自在に観るということ。

自在を観るとは心を静かにして自分自身の状況をありのままに観ることであり、そして自在に観るとは自由自在に世界を眺め、心の欲するままに行動することであると説いている。

今、流行の

「自分探しの旅」の無意味も記している。

そもそも自分というものは「ここでない、どこか」に隠されているようなものではない。探し出すものではない。いつでも自分は自分の中にある。目の前にある。
まさに「止観」できるかどうかであると。

朝から晩まで修行していれば悟れると勘違いしている僧侶の姿と変わらないこと、そしてインターネット等で情報収集をして現実にはなんら行動をしていないということに気づいていない若者。

そしてますますその情報に縛られて身動きできなくなる。

そして「何ができるか」ではなく「何がしたい」かを自問しましょうと語っている。

そんな修行の道筋を記したものが「摩訶止観」であり、心の中にある十種の世界であり、「一瞬の心の動きの中に三千の世界が籠もっている」ということであると記している。

少し省略して心は6道そして悪の三種と善の三種に二分されることもあり私達の心は常に揺れ惑いながら善悪の世界を行き来していると語られている。

これこそが「一念三千」。心の中に「一念三千」があるということだそうだ。

そんな煩悩を

心を静めて物事を正しく見れる心。

五蓋を捨てよ。つまりは、貪心(欲望)、怒心(憎しみ,妬み)、眠心(倦怠,やる気の無さ)、遊心(裏切り,浮いた心)、疑心(師を疑う,友を疑う)を捨てられるように、心を静めて物事を正しく見れる心。

それが摩訶止観らしい。

指導者も摩訶止観。

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家族って素晴らしいな

先日、長男、次男、長女の子ども達3人が、私と妻を1泊2日の温泉旅行に招待してくれた。

久しぶりに温泉にゆっくり浸かれて、久しぶりに心が穏やかになれた気がする。

なによりも、こうして子ども達が僕と妻の事を想ってくれていることが本当に嬉しかったし、みんな立派に成長してくれたことは俺と妻の自慢だし、誇りだ。

本当に嬉しかったよ。

家族って素晴らしいな。
改めてそう感じた。

そんな家族に囲まれて幸せです。

子ども達も同様に幸せな家庭をそれぞれ築いていくのだろうな。

ありがとう!
愛する子どもたち!

そしてこれからもヨロシク!

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子ども達から、「ありがとう」のケーキまで!
食事もメチャクチャに美味しかった。
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家族全員で旅行したのは何年ぶりだろうか?
長男が高校生の時がラストだった気がするから15年ぶりかな?
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31年前に妻と2人でDENを立ち上げた時は想像もしていなかった。
31年後の今、子供たち3人と孫2人に囲まれている。
感謝以外の言葉は見当たらない。
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部屋にも露天風呂。(^^)!豪華!
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飛騨高山はじっくり見て回れませんでしたが、孫たちとも久しぶりに触れ合えたし、本当に素晴らしい時間を子ども達からプレゼントしてもらえました。
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後ろの旅館の文字は、菅官房長官が掲げた「令和」を書かれた茂住修身氏だそうです。
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DENに戻ってきてからも、孫たちが遊んでくれました。(^^)!

鋭気を養えました。
自分の生き方に自信が蘇ってきました。
シンプルに生きていきます。

グランデスタッフたちも家族です。

ピテカントロプスは続く。