予想外

この週末は予想外の連続であった。

1年生が高円宮杯先発で初ゴールも1年生。グランデの歴史で両方ともに初めての出来事。両方ともに予想外

ゲーム内容は引いて蹴る。全くもって上手くなる事につながらない勝ちだけを意識した恥ずかしいサッカーは相手チームも予想外（3-0勝ち）。

試合終了直後握手無しも設立以来初の出来事も予想外

Bトレ選手1名3秒の握手で近い未来を変えたことも予想外

翌日はそんなサッカーしか表現できないキャプテン・副キャプテンは必要ないので出場なし。本人達は納得だろうが、きっと大人は予想外。

春先までポジションなくGKでもどこでも良いからAチーム出たいというドシロウト（ゴメンな）ヒカルが執念で高円宮杯GKとしてピッチに立ち。なんとキャプテンマークを巻くことも予想外。

ヒカルが高円宮杯に立つ事も、ましてキャプテンマーク巻くなんて俺も本人も夢にもでてこなかっただろう。俺から渡されたときの気持ち聞いてみたい。
ある意味・この泥臭さこそがグランデ魂か。

前日までBチームにいた2年ユウヤがフル出場した。しかも得点も決めた。
私自身もまさかこのゲームにユウヤ出るなんて前日の引いて蹴るあきれたゲーム試合終了するまで100パーセントなかった。内容良かったらやはりこのメンバーだっただろう。
Bチームは別の場所でトレーニングであったが高円宮杯試合時間には来ようと思えば来られる時間。ユウヤは来ていた。もちろん勝手に。

引いて蹴るあきれたゲーム終わった後。
ユウヤが握手してきた。観に来てたのか。
この握手は予想外であった。
この握手こそ俺が欲しかった握手。自然に俺にしてきた握手。
そんな一瞬の握手の中から
Bで俺はしばらく頑張るという無言のメッセージ感じた。
その笑顔に秘められた中に悔しさとプライドの交錯する心が見え隠れを感じとった瞬間、明日の先発は想像するミスはあってもユウヤだなと決めた瞬間でもあった。
今まで前日にメンバーにいない選手は出した事はなかったがそれすら関係ないな。
そして翌日のゲームで3得点フル出場。昨日までBでトレーニングしていた選手。
俺と握手した3秒で翌日がBの練習ではなく公式戦の舞台に立つ事に変わった。
この日も相変わらずのシーンも多かったがそれは俺にはわかっていること。
そんなことでは代えない。ミスしてもOK。
それよりも全力でやりきっていたことがフル出場となった。

人間どこでどう変わるかはわからないが、
サッカー選手としての運はもっているようだ。
このゲーム多数の関係者観に来ていた。この続きは書かないが予想外の＋アルファーもつかんだ。

運とはなにもアクションおこさないヤツには永遠につかめないものなんだろう。
欲を出しても花咲かじいさん、舌切り雀。。。。。と一緒だよな。

一瞬で状況を変えられる強さはやはり人間性なのか。

ユウキに関しては出場しなかった事がラッキーにつながった。
しかしラッキーは得てしてアンラッキーと化すもの。気をつけろ。

今年の高円宮杯パンフレットグランデプロフィール
選手が主役のクラブ。Imagination豊かでエネルギーに満ちあふれたチーム。
ドリブル・ショートパスをベースにボールを大切に扱い、ユース世代で通用する基本テクニックを磨くことを常に意識しています。相手プレーヤーや観客の方々からもまたこのグランデとゲームをしたい・観たいと思われる人間性も磨かれたチームを目指しています。

俺の予想外のワクワクするサッカーいつ魅せてくれるのか。