静岡藤枝遠征

この連休は静岡へ遠征に出かけた。

選手達にとっては、ほろ苦遠征であったことだろう。

 

やはり、シズガクはシズガクであった。

午前中少しではあったがAチームの練習を観ることもできた。

静学U-15とゲームをやらさせてもらったが、内容では負けていたと思う。

彼らの方がボールを大切にしょうとか、もっと上手くなろうとか、明日の自分に対する今を挑戦しているように感じられた。

翌日のU-18高円宮杯決勝1回戦の静岡学園高校と名古屋グランパスU-18のゲームは素晴らしいゲームであつた。
(1位抜けなら静学観られるの予想通りドンピッシャなプラン通りとなった)
エリートからいえばグランパスの方があきらかに上なのだろうが、静学のペナルティーエリアに近づいた時のショートパスとドリブルの攻撃は迫力があるし観ていて楽しい。

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PKとなった場面もゴールへ向かって迷いもなくドリしていける勇気があるからこそ生まれたもので、グランデもこんな攻撃をやはりやり続けて行きたい。
おそれ多いし比較できるレベルではないけど、うちと静学との一番の違いはサッカーに賭けている人生の大きさだろう。
そこが無くて、うちら個人技中心てすからなんて言っていても、自由をはき違えた人生の負け犬の遠吠えなだけだろう。

夜のミーティングも12時過ぎまで続いたが、選手達に言ったことは、「お前等は、ピッチの上で表現することだけしかない」それ以外は全て言い訳だから。
だからこそ、3年生最後だから試合に出してくださいと万が一言われたとしても絶対に出すことはない。毎日の紅白戦のピッチの上で試合に出場したいという思いを表現することだけしかないわけだ。

 

最終日は、エコパの天然芝サッカー場で掛川JFCさんとゲームしていただけた。
最高の環境の中で気持ち良く迎いれてくれた北出さんにも感謝である。もちろん久道さんありがとう。
にも、関わらず、全くもって、集中しきれていない、個人プレーだけの低次元のサッカーまでいかないボールゲームであった。
このゲームでも俺がバランス崩した采配しただけで直ぐに2,3失点してしまう精神力の弱さを露呈した。

試合出ていた1年生3名と2年生2名は良かったから、益々3年生減ってしまうかもしれないな。

 

俺もおそらく8千試合はベンチに座って采配してきているけど、未だに満足したゲームはない。5,6試合は選手と一緒に泣いてしまったゲームはあるけどな。

きっと満足するゲームなんて一生ないのだろう。
選手達も今に満足することはないだろうし、
今回の遠征で、悔しかったり、自分が下手くそなことが更に認識できたヤツは幸せだろうな。
高円宮杯U-15も大切だけど、未来へ向かって上手くなる事を一番大切にしたいものだ。

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静学で頑張っているOBの2人と久しぶりゆっくり飯を食えた。
これも最初から俺の遠征プランであった。
この2人も静学行かせて良かった。素晴らしい人間に成長し続けている。

 


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