ワールドカップ2006その7_ベスト8

 

1986 World Cup Final. Azteca Stadium, Mexico. 29th June, 1986. Argentina 3 v West Germany 2.  Argentina's Jose Luis Brown battles for the ball with West Germany's Karl Heinz Rummenigge. 1998 World Cup Final. St. Denis, France. 12th July, 1998. France 3 v Brazil 0.   The two teams line up with officials before the match  .

ついにベスト8が出揃いました。

この4カードは全て決勝カードでもある。

これほどまでにベタなワールドカップも久しぶりで、残念ながら2002と比べると面白い。

もちろん、2002年はワールドカップが近い存在であり、おおいに楽しみ、日本や韓国も決勝へ進んだりして近い存在を勘違いできた夢のようなひとときでもありました。

改めて、ワールドカップはヨーロッパ、南米の持ち回り、トヨタカップもヨーロッパチャンピオンvs南米チャンピオンの一発勝負が良いと思っています。

高校野球は甲子園。高校サッカーは国立。ってやつです。

それにしても今回のドイツvsアルゼンチン、イタリアvsウクライナ、イングランドvsポルトガル、ブラジルvsフランス

8チーム中6チームが優勝経験あり。
とのチームも世界的プレーヤーがいる点。

監督もまた凄い。ウクライナのブロヒン監督は今更説明する必要がないがクライフ、ベッケンヴァウアー、確かその次にバロンドールを受賞している。

ジダン、フィーゴ、ロナウド、ロナウジーニョ、シェフチェンコと5人も受賞者がこのベスト8にいるのもまた凄い。
(オーゥェンも2001年受賞者だつたのに残念)

今回のワールドカップベスト8チームに感じていることは、監督にまず存在感があるということ。
中でもドメネク フランス監督は面白い。喜怒哀楽を表に出していないのになんだか憎めない。
スコラーリ監督とは超対照的である。
ドメネク監督と選手の間では報道でだいぶもめていたなんて聞いているが、ユース世代を11年もやっていた方である。今いる選手の事の性格から充分に把握しているし、彼の道化師ぶりは相手チームには驚異だろう。

私はここまでもそうだが、これからベスト4のゲームも監督の采配に目を向けていく。

優勝予想は困難であるがブラジルvsアルゼンチンの決勝をヨーロッパ開催ワールドカップで観たい。
過去、ヨーロッパ開催での南米チーム決勝はないし、優勝はブラジルだけしかない(私の記憶で全て書いていますので違っていたらごめんなさい)と記憶している。

フランスvsブラジル戦は1986年のPK対決が忘れられない。ジーコが勝ち越しのPKを外した有名なゲームである。将軍プラティニもPK戦で外している。
さて、あの再現はなるのだろうか。
ジダンという新たな将軍のラストダンスは。


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