日々全力を出し切ること。

今年も高円宮杯が終わった。

と前にも書いた。

10月10日Uスポーツさんに身も心もボコボコにされたはずなのだが、
なぜかどこかに終わった清々しさがなかった。

俺の心が前へ進めないでいた。
なぜ筋の通った自分に納得できる?采配ができなかったのか・・・・。

日々選手に言っている事は

勝っても負けても全力を出し切りベストを尽くし、ピッチに倒れて立ち上がれないぐらい全力を出し切るということ。

応援してくれている保護者、ジュニアの選手達の前へ胸を張って堂々と挨拶にいけること。

勝ちきるということは、結局は自分に負けなかったかどうかということである。

 

週末、2つの出来事でスッキリした。

 

一つは全国高校サッカー選手権山梨予選の帝京第三と北杜高校の試合だ。

もちろん。ただでさえ目立つので応援席ではない逆側の柱の陰から観戦していた。

両チームに沢山のOBが汗を流している。

ボウズ刈りが少し延びてきた帝京第三1年生シュンヤとも話ができた。

他にも数名のグランデOB保護者にも見つかってしまった。

名門帝京第三高校もベストメンバーであったようだが、普通の地元高校である北杜高校は厳しいゲームを勝ち続け、ここまでたどりついた。

試合前の全員の選手達の表情からも本気で勝ってやるという気合いの顔つきだ。
前半早々に本当に悔しい失点で0-1。後半も1失点したが、最後まで戦い抜いた。
特に0-2になってから交代で入った選手達が素晴らしかった。
声も気持ちも全くもって先発選手達以上に気合い出ていた。

北杜高校ショウゴの巻いている白いキャプテンマークがグランデのキャプテンマークに見えてきたものだ。

 

このショウゴ。
グランデ時代は高円宮杯は5試合で15分しか出場していない(時間違っていたらゴメンな)。
もちろん人間的に素晴らしいし・・・・・一生付き合っていくわけだからもう少し・・・彼には努力が必要・・・そんな感覚であった。

グランデ時代と同じ2番背負ってチームの大黒柱としてプレーしている。
ショウゴの躍動する姿観て少し目が熱くなった。素直に嬉しかった。歳だな俺も。

ショウヘイもヒカルも。
応援団長はタクロウか・・・少し怪しいが・・・笑。

0-2試合終了。涙するショウゴ達。俺もだ。
途中から高円宮の続きになっていた。

俺が監督のような不思議な感覚であった。

なんか、高円宮はUスポーツ戦の敗退で終わったというより。
俺の中では今年はこのゲームで終わったんだなと感じた。

ショウゴありがとう。

 

そして同じ日の夜に全日本フットサル関東大会山梨予選が行われた。

俺は今までで最低のベンチワークをしてしまった。

全く、ゲーム中なのにベストを尽くせていなかった。

目の前のゲームを全力で戦うという基本無くしてベンチに座っていた。

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3年生をどうにかしたい。

考えてみれば、どうにもならない。

乗り越えるのは自分自身しかできない。

危うく偽善者になるところであった。

俺を信じてついてきてくれて、高校へ行っても信じ続けて努力しつづけている
かわいい子供達を裏切るところであった。 グランデ魂をだ。

まぁー。そんな俺をゲーム終了2分前で気づかせてくれたのはシュンを含めた2年生達かな。

それにしてもその2分で2点取ってゲームひっくり返すのだから たいしたものだ。

よって、今はグランデサッカーの原点に帰ることができた気がする。

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日々全力を出し切ること。

ゆえに

「真剣の中での余力を感じさせるテクニック。

サッカーの楽しさが伝わる心の余裕ある選手」の追求である。

 

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ショウちゃん。それにしてもお前・才能あるのに・・・。5年前からセリフ変わらないよ。俺は。


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