金曜日に2年生達からのプレゼントの本。2冊今日読み終えた。
その中の一節。
子供が、どんな考え方をするようになり、どんな人間に育っていくのか・・・・。
最大のファクターは環境だと言っていいでしょう。
もちろん、当人の意志や能力というファクターもありますが、突き詰めると、それらも環境の産物と考えていいと思います。
環境のうち、最も大きいのが親の存在です。
善きにつけ悪しきにつけ、子供は親の影響を受けて育ちます。
子供が親のもとにある20年ほどの期間に、たいていの親は子供の進む道を指し示しているのではないでしょうか。
自ら進路を選択しているように当人は感じていても、実際には育った環境や親の助言が大きく影響しているはずです。
粘る。
つまり目的に向かって細々としたことを積み上げていくこと、諦めずに努力を重ねていけたことは、これまでの失敗や苦杯をなめた経験があったからこそです。
イノベーションを引き出すためになにが必要かと言えばまずはインスピレーションです。
それまでになかった新しい発想を、誰かがするということです。
その誰かとは、みんなとは違う発想をする人です。
たいていの場合変人ということになります。
失敗をカウントする減点法の日本。失敗を減らす行動となる。
成功をカウントすると。成功を増大するように努める。
許認可制の危険性。「許可されること」だけを考えるようになる。
法規改正して面白いことをやろうとなかなか考えられなのである。
島国単一国家の日本。
海外つまりは移民他民族国家は人間の多様性 。
つまり考え方や発想の多様性を前提に成り立っています。
学びのプロになってはいけない。
過去にないものは間違いであるという思考に陥いる危険。
学ぶ事自体が目的になってしまう危険がある。
※はやぶさ式思考法 日本を復活させる24の提言より著/川口淳一郎
もう一冊は
「悟りの教科書」著/者荒了寬、苫米地英人さんの本。
脳科学者の苫米地英人さんの本は4冊ある。
仏教の知識はあまりないだけに大変勉強になった。
「摩訶止観」による「一念三千論」の奥義である。
すなわち一つは自在を観る。そして自在に観るということ。
自在を観るとは心を静かにして自分自身の状況をありのままに観ることであり、そして自在に観るとは自由自在に世界を眺め、心の欲するままに行動することであると説いている。
今、流行の
「自分探しの旅」の無意味も記している。
そもそも自分というものは「ここでない、どこか」に隠されているようなものではない。探し出すものではない。いつでも自分は自分の中にある。目の前にある。
まさに「止観」できるかどうかであると。
朝から晩まで修行していれば悟れると勘違いしている僧侶の姿と変わらないこと、そしてインターネット等で情報収集をして現実にはなんら行動をしていないということに気づいていない若者。
そしてますますその情報に縛られて身動きできなくなる。
そして「何ができるか」ではなく「何がしたい」かを自問しましょうと語っている。
そんな修行の道筋を記したものが「摩訶止観」であり、心の中にある十種の世界であり、「一瞬の心の動きの中に三千の世界が籠もっている」ということであると記している。
少し省略して心は6道そして悪の三種と善の三種に二分されることもあり私達の心は常に揺れ惑いながら善悪の世界を行き来していると語られている。
こそが「一念三千」。心の中に「一念三千」があるということだそうだ。
なんだか・・・難しくなってきただろう。
うちの選手達。
って、おまえ等が俺にプレゼントしたんだぞ。
また坐禅するか。今度は2ゲーム分だぞ。