恒例・リンゴへ先日家内と行ってきました。
クリスマスとか来るともうこんな季節かと思うのと同じでリンゴの季節になるともう一年来たのかと思う。
それにしても毎年よく晴れる。
張り詰めた新鮮な空気と静けさにこころ洗われる。
今年も太田さんの顔を見られた。
この人に会うとホッとする。
試合に勝った負けたとか、サッカーの話題もしてこないからだろうか。
宿泊業は景気どうかとも聞いてこない。
俺がサッカーやっていて宿泊業経営しているの知っているのに。
1時間であろうが2時間でも聞いてこない。そんな話題にならない。
指導者としての立場なく、お客様との関係もなく一人の人間としての世間話は自分の余計なアクを取り除いてくれる。
サッカーとDENないと普通のおやじだよな。
息子はボチボチやつているとか、かあーちゃんには頭あがらんとか。
ゆっくりと時間が過ぎていく。
そして自分が育てているリンゴにはうるさい。
あのお客さんはオラッチのリンゴ来年からはお断りやな。
リンゴ粗末にされちゃーゼニもらってもヤダネ。
そんな調子だ。
太田さんの割れた爪と手のシワの年輪を見ると
毎日・ただのんびり過ごしていない事だけは理解できる。
俺は うちのクラブの選手達の笑顔と同じくらい太田さんの白髪とシワだらけの笑顔が好きだ。
このリンゴ畑に来ると新チームスタートとなる。
と、勝手に心で決めている。
太田さんと話し終えるといつも初心になれる。
気持ちも新たにまた、いちから子供達に正面から挑戦していく。
俺の挑戦逃げない選手何人新チームはいるのだろうか。
新たなる師弟関係築ける選手との出会い楽しみだ。