Decision

今年も早いものであと少しだ。

ここ数日、日中はジュニアのゲームを楽しく観戦する時間が作れた。

ジュニアの子供達は本当に楽しそうだ。
この子達がこれから訪れるであろう試練に耐えそして乗り越えられる大人に成長させていく使命感をいつも感じている。

そして私の信頼する指導者とも焚き火にあたりながらコーヒーを飲みながらエネルギーもらってきた。年内に話しゆっくりできて良かった。

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「判断」と「決断」の違いの話しをした。

判断をするには材料(資料)が必要になってくる。今年はPTA関係に携わったりしていることもあるし、娘も中3だし、うちの選手達の進路相談も佳境に入り・・・偏差値や内心点に例年にも増して身近なのだが、先生方もこの数字によってアドバイスをしていただけている。

要は合格する確立が高い高校を親身になって薦めていただける。(本当に感謝である)

サッカーにおいても「良い判断」とはやはりボールが奪われない確率であったり、得点を取れる確率が高いこと、失点しない確率が高いこと・・・。なんだと思う。
まだまだ経験の浅い子供達はこの判断材料が乏しいから判断ミスも当然多い。

だから判断力は試合経験と年齢とともに身についてくるはず。
だって、偉そうに「良い判断しろ」って叫んでいる監督さんが現役時代のプレー知っている方多数いるけど・・・判断・・・結構悪かったの知っているもん。笑
まあー多くの監督さん達は答えを教えることによって材料を増やしてあげたいと思っているのであろう。それ自体は悪いことでは全くないと思う。

私の場合の「良い判断」の基準は今、このゲームだけでの「良い判断」ではなく、選手一人一人の人生において今このゲームで何をしていることがチームにとっても個人においても大切であるか。そこに私の「良い判断」の基準がある。
だから一昨日ジュニアのGKシュンペイがラボーナ失敗して相手にボール奪われて失点したけど思わず「グッド」と叫んでしまつた。同時にダイスケも同じ言葉叫んでいたけど。笑

だって彼はFWとの1対1を真剣に自分の意志で楽しんでいるのだからな。

話し少しそれたけど、「判断」もとても大切だけど「判断」は経験則だからいずれ誰でも遅かれ早かれ身につくと考えている。
子供達に伝えたいことは「決断」なんだ。
「決断」とは自分の意志による要素が多い。

俺が25歳の時清里はペンションブーム落ち目だからやめとけとみんなに反対されたのに脱サラしたときや、少年団の監督辞めてクラブチーム作った時も、・・・・まあー判断材料だけだったら無理だろう。
今思えば「決断」なんだろう。絶対に失敗しないという強い意志と誰にも負けないリサーチ。このリサーチとは長い間の努力みたいなものだと思う。絶対にあきらめない意志。
だって少年団の監督15年やってからだからクラブチーム作ったのは。
安易なトライは「決断」ではないことだけは言っておくよ。

「判断」は担当者の方でもできるが「決断」は社長等のトップ・リーダーの方にしかできないものなんだと思う。

うちの選手達にはその「決断」に近い要素ある事を常々トライさせていきたいと思っている。
だから「ちっちゃな判断ミス」なんてどうでも良くてそれよりも試合を決定的にできる「大きな決断」したワンプレーできる選手育てたいし、それに挑戦しているかどうかを黙って観ているわけだ。

 

俺がナイスプレー連発しちゃうと結局「決断」ではなくいつのまにか俺に褒められるという「判断」にすり替わってしまうからな。

 

あと、

昨日のU13の今年ラストの公式戦でも感じたことだがまだまだ心の底からプロになってやるという凄みある選手はいない。
一人で5点は取ってこないとダメだ。

それでも4月から比べると相当人間としてのレベルは上がっていると感じられた。
全員ではないけど・・・。

 

俺が思うのはやはり「気持ちのある人間」がピッチに立てばそれで良いと思う。
6a0120a62b9f2a970b017d3f46f214970c-800wiおい!チハルお前はこのまま「生涯イノシシ」一直線に走り続けろ!


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