今年もまた、私の可愛い可愛い子どもたちが巣立って行った。
無事に送り出すことができました。
毎年同じ気持ちになる。
こいつらと過ごした真剣勝負の3年間。
お互いがお互いを信頼し続けた3年間。
悔し涙を何度流したことであろうか。泣いたり笑ったりの3年間。
俺たちは県内強豪チームと別に競い合っているわけでもない。
どちらが優れているとか、強いとか弱いとか比べる気持ちもサラサラない。
上手い選手が多ければ試合には勝つ。ただそれだけのこと。
俺たちが目指している所はそんな目先のちっぽけなレベルではない。
それでもあえて。
誇れることがあるとすれば。
指導者と選手との間に誰も入り込めないだけの絶対の信頼関係があるということ。
そしてその保護者の皆様が私の足りない所を影でしっかりとサポートしていただける関係であるということ。
これだけは胸を張れる。
今年もまた送る会は大幅に終了時間をオーバーしてしまった。
(1,2年生の保護者の皆様にはご迷惑をおかけしてしまった。申し訳ありませんでした)
13時から開始した送る会は体育館から途中会場を移動し22時30分に終了。
それから直ぐに2次会がスタート。
深夜1時には自宅に戻ったが、気づけば時計は朝の4時。
身体は疲れているのに結局朝まで一睡もできなかった。
ヱビスビールを飲みながら。
思う事は16名の3年生一人一人。
もっとあの子に俺が出来ることはなかったであろうか。
あの時、違う声かけもあったのではないだろうか・・・。
そして、その足り無さを新チームの選手達に注ぎ込むことが俺のやるべき事と言い聞かせることしかできない。
いつもながら・・・自分の能力の低さに悔しく思う。
それでも、素晴らしく成長したお前達は何処に出しても恥ずかしくない青年に成長した。
お前達と出会えた事を嬉しく思う。
それぞれの高校で今よりも磨き続けろ。
そして、自分が嫌になったとき、いつでもグランデに戻て来い。
原点を思いだしにおいで。
コラソングランデをこころに!
世界へ羽ばたけ!
感謝!