今日から6月。花言葉はグラジオラス。勝利と努力らしい。(^^)!
祝日のない月。
W杯開催の月。
先週も今週もじっくりと八ヶ岳に腰を据えて子ども達と魂の戦いに挑んでいる。
アーティスト・研究者や医師が難解な局面に全精力を注ぎ込む時もこんな感じなのだろう。
本当に負け惜しみでもなんでもなく、クラブ選手権に初戦で大敗して良かったと思っている。
そうでなければこの1ヵ月弱の間。
55名の子ども達と正面からこんなにも沢山向き合う事はできなかったと思っている。
サッカー・スポーツは勝負の世界。勝つか負けるかで一喜一憂。
未だにベンチから飛び出して「今のはイエローでしょ」「審判ファール取ってよ」・・・。
子どもを罵倒したり、怒鳴り散らしたり・・・。
そんな監督さんが残念ながらまだいる。
勝てばよろしい。
選手も監督も親達も上機嫌。
desportの「気晴らし・遊ぶ・娯楽」という語源からきているらしいからわからないでもないか。
柔道を幼少期やってきたからなのか、私はサッカーも「道」と捉えている。
道徳、人道である。
自分で考えて、良い事と悪い事を判断し決断できるレベルを磨き続ける道。
サッカーを通じて、勝ち負けを通じて子ども達が成長していく道。
この「道」の感覚を掴んだ子どもは一日中ボールを蹴っていても足も痛くならないし故障もしないだろう。
アーティスト・研究者や医師が数日間寝ないで没頭している時と同じだからね。
自分でやりたいことをやっている感覚を持てる子どもは強い。
そんな生き方ができたら、試合に出場してもしなくても、試合で勝とうが負けようが関係なくなってくる。
自分の道は自分で切り開ける人間に成長して欲しい。
僕の前に道はない
僕の後ろに道は出来る 高村光太郎
今日はいつものエビスではなく、白州町にあるケルン珈琲のほろ苦ブレンドと頂いた苺ロールケーキで一服しながら書いています。
このケーキ美味い!(^^)!