今日は学祭シーズン&スタッフ不足の為ジュニアゲームのベンチに座った。
何年ぶりだろうか?
おそらく5年以上だな。
もちろんジュニアのゲームも毎年何試合も観に行くがベンチには座らない。
信頼する担当スタッフに任せているから。
その中でゲーム後や毎週のミーティング時担当スタッフに質問したり確認したり私の思ったことは伝えている。
ピッチも8人制だからなのかとても小さく感じられた。
審判もフットサル同様に離れてジャッジしないと選手の邪魔になるしオフサイドもジャッジやりづらいからほとんど動かないし、ボールの移動も距離が短くジュニアユースと比べると全く汗かかない。(オヤジの運動不足解消には向かない(^^)!)
8人制サッカーも悪くないなと素直に感じた。
狭い中での個人スキルアップにはつながりそうだし、トランジション(全員での攻守の切り替え)の意識づけにはなる。
あとは6年生であればこの時期あたりから11人制のフルコート・フルゴールをどうイメージしていくかもトップレベルを目指す少年には大切だと思う。
さて
15年前まではジュニアの監督として子ども達のゲームを見続けてきたのだが、改めて今の子ども達は上手いなと思いました。
その半面、強引な圧力あるイケイケな選手が昔は必ずどこのチームにも一人は存在していたような記憶があるのだが。あまり見当たらなくなった気がする。
もちろんそれだけ少年達も洗練されてきて上手くなってきた証なのだろう。
それでもあえて言うならば、上手い(巧い)だけではだめだ。
旨い(美味い)選手にならないとだめだ。(オヤジのダジャレじゃないよ~)
美味しい食べ物を想像してみよう。
焼き肉?ウナギ?ラーメン?カレーライス?何でもよい。
食べたいと思うとツバも沢山でてくる。なんだかワクワクしてくる。
ゲーム観ていてこの美味しい食べ物の感覚と同じ選手見つけた「ときめき」こそが美味い選手。
いつまでも観ていたい選手。上手い選手ではなくて美味い選手。
旨いは甘いとも書く。
これはどういう事かと言うと、果実が熟して甘美な味になるところからきている。
おいしい果実は甘味があり、美味(うまみ)と表現されていたようだ。
熟すには太陽の光を沢山浴びて、大雨にも耐えて、毎日愛情込めて手入れをされて、
そして秋の訪れと共に収穫される。
子ども達も同様に親や社会の大人達に愛情で見守られながら
様々な経験を積み重ねながら熟成されて行く。
表面的な上手さは熟さない。
内面的に成熟してこそ
近い将来
大きな大きな美味い果実となる。
つい先日おじゃました20年来の友人の名執さんの葡萄畑。
このシャインマスカット愛情たっぷり美味しいです。
この一粒一粒がおまえらだよ。ひとりたりとも間引きされずに・・・・近い将来俺に全部食わせろよな!!!!