今年も更なる場所へ挑戦を求めた教え子が旅立つ前日の晩に挨拶にやってきました。
そのラストの挨拶に来たのは保育園時代から可愛がってきたカケルでした。
マサキチ、コウスケも手ごわかったですが三男坊は最強でした。(^^)!
出来の悪い息子ほど可愛いと言いますが、
見かけののんびりした雰囲気がそう思わさせていたのだと思います。
物心つく前から一緒に過ごしてきたので、カケルの旅立ちは我が子と同じ感覚に近いものを感じています。(未だに物心がついていないか・笑)
昨日までの春トレーニング9:00-17:00まで7日間。
全て一緒に過ごせて送り出せた事はカケルからプレゼントを貰った心境でした。
尞生活始まったら何もできないから「今のうちに遊んでおこう」という感覚で「僕はサッカーへ挑戦して強豪高校へ行きます」ではあまりにも恥ずかしすぎます。
まあーなんとなくその先が想像できてしまいます。
まだまだ夢の途中です。
再び会うまでの遠い約束です。
一服するのは大人になってからで充分です。(俺は50過ぎたけど未だに一服していないけど)
今回も旅立つ選手達に言いました。
中学3年生の1年間の濃さと同じだけの濃さが高校生活3年間に匹敵すると伝えました。
焦る必要はないけど、休んでいる暇は全くない、3年間を突き抜けろと伝えました。
もう一つは、「お前は世界一の幸せ者であることを自覚しろ」と伝えました。
お前より相当上手な選手の多くが地元高校で普通にサッカーをやる道に進む。
サッカーができない若者が世界中にいる。
尞生活、素晴らしい環境でサッカーができるのは親やお前を取り囲む多くの方々に恵まれたからである。
まさにお前は宝くじに当たったぐらい奇跡的に運が良い人間なんだ。
朝起きてこの環境でサッカーができている事に感謝する。
夜寝るときにこの環境でサッカーができている事に感謝する。
そんな毎日の生活をしなさい。
それが感じられる青年にはどうにか成長できたと思っている。
たとえサッカーだけ上手くてもそれが感じられない青年には県外尞生活にうちのクラブは送り出さない。
成績悪くて親が呼び出される事も、スマホで遊び続ける事も、変な女子高生のねーちゃんを彼女にすることもない。たぶん。笑
お前達が成功したかしないかは他人が決めるものでもない。
大きな山を登ればさらにその先に大きな山が沢山あることを知る。
山を登らなければその先の大きな山は見えてこない。
それを知らない他人の評価に惑わされてはいけない。
辛いときがあればいつでも戻っておいで、
笑っちゃうぐらいハードなトレーニングしてやるよ。
また会う日まで!
CORAZON GRANDE!
相変わらずなので・・・歴代初の俺といいねポーズだ。でも、やっぱり、堅い。
こころは俺に何度も折られた。もう折れるこころの隙間もないだろう。笑
あとなハイチーズはもうやめておけ。
封印しろ。
高校行ったらイメチェンしろ。
次からはハイポーズにしなさい。
今、俺はお前に言うことはない。三年後ここに帰ってこれるかどうかだ。
ミサキ。初めての女子選手を真剣に見続けた三年間は俺にとっても貴重な財産となった。
ありがとう。
一年時最初のサッカーノートに書いた言葉。俺は守り通したつもりだ。
あと半年見たかった。
ミサキも野郎達の中で三年間やり通した事は素晴らしい挑戦であったと思う。
それでも本当の挑戦はこれからだからな。
俺から解放されたと思うなよ。尞生活で安心してるなよ。
高校行っても俺は顔だすぞ。
お父さんお母さんからは逃げられても俺から逃げられないから諦めなさい。笑