今日のゲームは面白かった。
相手は関東大会出場を決めているチーム。
前回対決は0-0。

前半はシュート0本、0得点3失点。
後半はシュート15本、1得点0失点。
メンバー交代なし。

前半で0-3。
まずはシュート0本であることが気に入らなかった。
失点も過去のグランデ選手達なら身体を投げ出して3点とも防げていたであろう。
自分の長所を出し切っていない点が気に入らなかった。
1対1で負けている。
正確には1対1でファィトしていない。
形だけで足を出しているから、かわされる。
鬼木さんから指導してもらった日頃のトレーニングが活かされていない。
本気でボールを奪う気迫が伝わってこない。相手に与える怖さがない。
絶対にボールを奪ってやる。
絶対にゴールを決めてやる。
選手としてのアドレナリン。
気迫、執念、エネルギー。
それがないと絶対に上手くならない。
頭で考えて、身体が動いていない。
瞬間的に身体が動かないとアスリートとしては致命的だ。
何度か選手交代も考えたが、勝っても負けても、
こんな内容では出場した選手達の成長にはつながらない。

ハーフタイム。
いつもは交代選手達のアップを見続けながらオーラ感じた交代選手を探しているのであるが、今日はベンチに帰さずピッチタッチライン上でそのまま後半開始まで選手達に話し続けた。

「相手のレベルが高ければ試合に負ける」
「相手のレベルが低ければ試合に勝つ」
「だからなんだ」
「お前達が上手くなるのと勝った負けたは関係ないだろうが」
「ただそれだけのことだろう。そんなことに俺はこだわらない」
「シュート数の空白だけは埋めてこい、逆転してこい」
「先発任された男としての責任とグランデとしてのプライドだ」

こういったゲームほど先発選手達でけりをつけさせたかった。
選手交代させてしまうと欠点がボケてしまう。

同じ選手、同じポジションでも
戦うメンタリティーだけでこれだけ違う内容となる。
前半と後半。
両者とも自分である事を学ぶことができた。

お前達は、

まだまだ、
まだまだ、
まだまだ、
まだまだ、
まだまだ、
まだまだ、
まだまだ

永遠に、

未完成だ。

あとひとつ。
良い事も聞いた。

OBコウタが俺の留守にDENでお茶をしていたらしい。(^^）!
コウタが道端で迷子の子犬を見つけて、抱っこして3時間以上飼い主を捜し歩いたそうだ。
それがDEN近くの家の子犬であったそうだ。
俺が帰ってくる少し前に逃げ帰ったと妻から聞いた(^^）!
コウタ・優しいな。
OBとしても、ひとりの人間としてもグット!だ。
優しいメンタリティー!