先週末、城南中さんに完敗しました。
完敗という意味は、0-4や1-5で負けた意味ではありません。
あきらかに城南中の選手達の方がサッカーを楽しんでいたからです。
試合開始前からのアップでの声の大きさ、球際、得点シーンでの控え選手も含めての喜び方。
全てにおいてVF八ヶ岳より城南中の選手達の方が楽しそうでした。
私はジュニアであってもジュニアユースであっても高校生であってもJリーガーであっても、
一番大切なことは選手達が楽しんでいることが重要だと思っています。
試合に勝とうが負けようがそれは指導者にとって一番重要ではないと思っています。
それよりも大切な事があると思います。
1-0試合終了間際、コーナー付近でボールキープして時間稼ぐ指示を出したり、遠くに蹴り出す指示を出したり、倒れた選手に早く起き上がるなと指示を出したりは、悲しくなります。
選手達が勝ちたい一心で本能的に行う事であれば話しは違います。
それらも含めて楽しんでいる選手を、チームを、応援したくなります。
楽しむとは、もちろん真剣に戦っていることが根底になくてはなりません。
たとえ、試合のスコアーで負けたとしても、真剣にチーム全員で楽しむことだけは勝利して欲しいと思います。
城南中の先生はベンチから立ち続けて、
ポジティブな声を試合開始から終了まで出し続けて素晴らしかったと思います。
きっと日頃から選手達とコミュニケーションがあるのだろうと感じました。
そんな中、大声で「お前達・自分達で試合中は話しをしないとダメじゃないか」と言いながらもずっと話し続けている先生に思わず笑ってしまいました。
そんな先生、私は好きです。
今回の負けはとてもよかったです。
次回戦う時は、素晴らしい戦いができるように、サッカー楽しみます。
もちろん、指導者である私が指導者を楽しんでいる事が前提です!
私だけが、楽しい完敗でした。(^^)!
グランデ時代はグランドコンディション悪ければ悪いほど負けなかったのに・・・。笑