昨日は第5回「スポーツを楽しむ子どもを育てる勉強会」を開催しました。
今回も100名を超す保護者の皆様がお集まりいただきました。
今回の講師はヴァンフォーレ八ヶ岳のスタッフでもあります元プロボクシング全日本フライ級4位仲田瑞男さんに「コンデイショニング作りとイメージ作り」について講演してもらいました。
彼は全日本フライ級タイトルマッチにも挑戦し、内藤大助さんと凌ぎを削っていた方です。
大学卒で教員免許を持っている異色ボクサーでした。
惜しくも判定負けでしたが解説の畑山隆則さんや竹原慎二さんも正統派ボクサーとしてテクニックやファィティングについて褒め言葉が沢山ありました。
世界を目指し、孤独との戦い、過酷なロードワークを経験した彼の言葉には重みがあります。
そんな中、イメージの大切さを語っている中で、
「思っていないことは絶対にできない」というフレーズがとても心に突き刺さりました。
18歳で運動不足解消で気軽に始めたボクシングが27歳の時には全日本フライ級チャンピオンに挑戦するリングに立っている。
彼の中でこの言葉の時が一番、魂が入っていたからなんだと思います。
当時、内藤大助さんが1位で仲田さんは4位だったそうです。
内藤大助さんは全日本フライ級タイトルマッチ初挑戦は1ラウンドKO負けだつたそうです。
そして2回目の挑戦も負けて、3回目で全日本フライ級チャンピオンになつたそうです。
仲田さんが挑戦した坂田さんも2回挑戦して全日本フライ級チャンピオンになったそうです。
仲田さんは1回挑戦して辞めてしまった事に今でも悔しい気持ちがあるそうです。
もちろんその悔しい気持ちとは、私達には到底理解できないレベルでの言葉だと思います。
ヴァンフォーレ八ヶ岳のスタッフは様々な職歴の方がコーチとして関わってもらっています。
多くのクラブチームがサッカー経験の高学歴の方を評価しているかと思います。
私のクラブは人生経験の高学歴を大切にしています。
なぜならば、サッカーの技術だけを取得に来る子ども達を対象にしているクラブではないからです。
サッカーを通じて人生を、人間性を磨き、一生涯の友人を得る、そんな子ども達を育むクラブを目指しているからです。
「スポーツを楽しむ子どもを育てる勉強会」これからも継続していきます。