KYOTOの翌日はWINEの2日間でした。
銀座名店にてソムリエを務める息子の友人の若山さんが訪ねて来てくれました。
夜は教え子でもあり、若き北杜市のリーダー八ヶ岳老舗久保酒店の久保君、そして長野県某ホテルのソムリエHさんも加わりワイン醸造について深夜まで話しが止まりませんでした。
ワインと言えば、勝沼と思っていたのですが、八ヶ岳の裾野、北杜市に素晴らしい醸造家が何人もこだわりを持ってワイン造りに人生をかけて挑戦していることを恥ずかしながら今まで知りませんでした。
中田英寿さんが葡萄畑に訪れて対談していた醸造家の方はテレビで知っていたのですが、勝沼ではなくて北杜市の葡萄畑であったことも今回知りました。
ワインの熟成はどことなく、人生と似ているように感じました。
若いワインは酸味が強かったりと攻撃的な感じであり、熟成が進むにつれて角が取れて奥深さが加わってくるらしい。
それでも、葡萄自体が良質でなくては年数が経っただけでは良いワインにはならないそうだ。
そして大切な事は、土壌と気候。
そして雨が多すぎても少なくても影響を及ぼす。
そして、ワイン1本1本に個性があって、寝かせ方ひとつ、温度ひとつで味が変化するそうだ。
サッカーの世界は大きいと思っていたけど、小さい、小さい、本当に小さい。メチャクチャ小さい。
ワインは古代エジプト時代から当たり前に世界中で作り続けられている。
そして今、尚、多くの若き醸造家が、そして若山さんのような若きソムリエが挑戦し続けている。そんな挑戦が何千年も続いている。
ワインのように完成なき道は続くのだろうけど、この八ヶ岳裾野の醸造家の皆さんと同じ志を持って、サッカーの土壌を育て、熟成されたワインに負けない、深みとコクのある選手(人間)を輩出させていきたい。
京都に行っても、ワイン畑を歩き廻っても、サッカーピッチに立ちたくなる。俺。
小淵沢にある小牧ヴィンヤード代表の小牧さん。お忙しい中、親切に対応してくれた。
気がつけば深夜でした。
様々な分野で活躍している教え子に・この頃は力を貸してもらっています。(^^)!感謝です。