ネバーギブアップ・フットボーラーズ

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オーストラリア、イタリア、スペイン、ボリビア、Fリーグ、高校選手権等々でプレーしたり、息子の名前がRonaldinhoのロナだったり。それぞれが様々な人脈や体験と経験の持ち主。

沢山のフットボーラーとの出会い。

新しい出逢い。
そしていつものように八ヶ岳にやって来るコラソン(仲間)。

彼らとは世代も違うし、キャリアも様々だけど、俺にとっては唯一無二のコラソン(仲間)。

一緒に居るだけでエネルギーが満ち溢れていく。

一緒にボールを蹴るだけでフットボールが今よりも好きになっていく。

フットボール好きのレベルは大気圏を突破して宇宙空間に到達してしまいそうだ。

フットボールは人生模様そのもの。

才能があってもプロになるとは限らない。
全国制覇チームの主軸でもプロになるとは限らない。
偶然出会ったコーチの影響でプロになる子もいる。
田舎の弱小チーム出身でも日本代表になる子もいる。

1人だけ上手くてもチームはなかなか勝てない。
11人上手ければ優勝できるかというとそうでもない。
一方的に攻め続けてもPKで負けるときもある。
苦し紛れに蹴ったキックが決勝ゴールになるときもある。
明らかなミスジャッジで負けるときも勝つときもある。
予期せぬ怪我、家庭の事情で諦めなければならないこともある。

プロになれなかったが違う分野で活躍する子は沢山いる。
偶然出会ったコーチの影響を感じられたのはその子の感受性と創造力が豊かで素直だったからだと思う。
強豪チームに居たことでいつの間にか自分が天才だと勘違いしてしまう子もいる。
謙虚さと努力が足りない事に気がついた時には大人になっていたなんてことはよくある話。
ラッキーゲームの日もあればアンラッキーゲームの日もある。

人生も然り。

調子のよい日も調子の悪い日もある。
人生もフットボールも自分の思い通りに進まないことの方が圧倒的に多い。

しかし同じコラソン(志)の伴侶や仲間と一緒に夢や目標を目指すならその道程だけで楽しいことは間違いない。
思い通りに進まなくても人生の年輪は確実に太く逞しくなっていく。
いつか綺麗な花が開花する。

ビジネスも同じ。誰と一緒にプレーするか。
それこそが成功の絶対条件。

そう言っていながら。
2年前。
そんな初歩的な当たり前のことを疎かにしてしまった。
オレオレ詐欺に絶対引っかからないと言っていた人がまんまと引っかかるのと似ていた。
今は冷静に振りかえられる。
が、人生もフットボールも一瞬冷静さを失う時がある。
だから人生もフットボールも小説より面白い。

1994年ワールドカップ決勝。
イタリア対ブラジル。
バッジォがPK外して呆然と立ち尽くす後ろ姿。
今でも鮮明に思い出す。

バッジォは試合後「失敗しても良い。そこから別の映画が始まるんだ」って語った。

2年後の今。
別のフットボールが始まっている。
コラソン(志)の仲間達がフットボールの素晴らしさを改めて気づかさせてくれたから。

フットボールにゴールを目指すという方向があるように。
人生も目指す方向だけは間違わないように進んで行きたい。

人生の進む道を他人に任せてはならない。
人生のゴールへ超絶シュートを決める快感を味わうために。

愛する家族。
愛する子ども達。
心許せるコラソン仲間。

リスペクトしあえる仲間と一緒に楽しみながら汗を流し続ける。
人生もフットボールも楽しく素敵にするために。

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無限の可能性に満ちあふれている子ども達のコラソンをしっかり育てたい。
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OBが顔を出してくれることが俺の財産。なによりも嬉しい。
サッカーの故郷を残し続けていきたい。
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もう20年以上の付き合い。ヤスさんにはこの2年間本当に沢山のエネルギーを貰った。
だから俺も同世代や年下のコラソン(同志)達を心から大切にしていこうと強く思う。
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尊敬する御大。コラソン(師)に恥じない生き方を貫く事が唯一の恩返しだと思っている。

フットボールも人生も強烈なコラソン(情熱)を分かち合える仲間とコラソンを燃やし続けていくことがフットボールも人生も豊かにすることは間違いない。

「上を向いて生きろ。下を向いて暮らせ」
の言葉を胸に秘めて。

万物に感謝し、八ヶ岳から世界を目指し続けます。

ネバーギブアップフットボール!
コラソングランデ!
努力は必ず報われる。

2021年12月31日 田畑雅宏


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