雨天練習中止

今日は雨天練習中止にしました。
正直迷いました。

迷った理由はふたつありました。

ひとつは、なんとなく雨の中の練習が中止でホッとした選手もいるのかなと思ってしまった事です。

もうひとつは、大雄を少し休ませてあげたいと思ったからです。
もっとも本人は、休みだからってグタグタしているわけもなく高い意識で次なる戦いに向けて今も取り組んでいる事であろうと思います。(笑)

私も同じです。(笑)

少し、高円宮杯の事を記します。

言うまでも無く、負けた敗因の全ては私です。
こうなることがわかっていながらも、高円宮杯までに子供達をひとつの塊にまとめあげることが出来なかった私の能力不足です。

保護者の皆様が、千羽鶴や手作りの応援バナーを一生懸命心を込めて作っていただいたのに、その製作時間よりも短い、70分で終わってしまったことに心が痛みます。
ちなみに17年に及ぶクラブ歴史初の初戦負けでした。
無得点もクラブ史初となりました。

私は、
チームという塊に魂を宿らせようとしてきました。
堂々とコラソングランデを歌えるレベルまでにこころを育めませんでした。

大事なものは足元にあると伝えてきましたが、大事なものが仲間であることを気づかせる事ができませんでした。

北風と太陽のようにゆっくりコートを脱がさせられませんでした。
まだまだ私の熱が足りないようです。

そして、高円宮杯では日常の積み重ねが、案ずる通り、見事に70分に現れました。

決定的場面はお互いノーゴールでした。
前半終了間際と後半ロスタイムの二つの相手ゴールは勝利の女神様が相手チームこそが次のステージに進むに相応しいとプレゼントしたゴールに私には映りました。

その相手チームのヴォルケーノさんは素晴らしいチームでした。
なによりもフェアープレーでした。全員が攻守にハードワークで、チームがひとつにまとまっていました。
悔しいですが、ヴォルケーノさんの方が次のステージに相応しいチームであったと思っています。

それでも、うちの選手達も、毎年ですが、ひとり、ひとりはみんなよい子達ばかりです。
親も良い方ばかりです。
私の指導力不足なだけでした。

だから、負けたからといって、子供達に冷たく当たる気なんてゼロです。
でも、特別優しくしてあげる気もありません。
何故ならば、まだこの子達との関係が続いていくし、まだ何も終わっていないからです。

余談ですが、私が一番嫌いなのが、勝つとニコニコして、この子達は私の誇りだなんて自慢して、
負けた途端に、おまえ等最低だ!なんて逆ギレする大人は大嫌いです。

子供達に、やる気あるのか!とか、みっともないとか、怒鳴るほど恥ずかしいことです。試合前に言って欲しいです。練習中に言うべきです。
勝った負けたは時の運、相手が強ければ負ける、相手が弱ければ勝つ。

それよりも、内容こそが日常の証であり、仲間や指導者そしてご家庭での親と子の積み重ねでしかありません。

感動するサッカーは感謝から生まれます。

汗と涙の量は比例します。
今日の大雨よりも、達成感の伴う大粒の涙が流せるようになって欲しいです。

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こんな時こそ、みんなでキャプテンを支えて欲しかった。
副キャプテンがようやくキャプテンを支えるところまでこれたのが唯一の救い。
他の子供達も後に続いて欲しい。


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