「今日の汗明日輝く」この言葉は前帝京高校監督古沼先生からいただいた言葉。
今日のプレミアカップの戦いはある意味決勝戦であった。
県選抜チーム相手に田舎の町クラブがやぶらなくてはならない壁。
こんな田舎の町クラブで頑張れる選手はユースへ行って必ずプラスになる。人生においても。
なぜなら負ける悔しさの数が多いからだ。今のうちの選手達の半数以上がピッククラブでプレーできる所まできている。だからこそビッククラブでは自分のミスも勝敗にはさほど影響しないし、おそらく優勝しても、負けたとしても心からの涙は出ないだろうな。
この大切なJrユース世代でどこの誰よれも頑張るという気持ちを持ってユースへ行く選手は強い。絶対に。過去そういった選手がグランデから毎年出ている事がなにより証明している。
青田買いが当たり前の世の中。
先日も父兄から新入団選手募集他のクラブ終わってますよと怒られた。
来てくれる事は嬉しいがこちらから勧誘する事はやはりしないポリシーはおそらく変わらないだろう。
親を喜ばせる歯の浮く台詞は私には無理なようだ。
近頃では自分の子供すら育てない親も増えていると聞く。
私はゆっくり育てたい。良いときもあれば悪いときもある。結果を急がない。
ワインでもなんでも熟成するまで待つた方が美味しいに決まっている。
そんなワインはもちろん価値がでてくる。
話は戻るがゲームの方は
結果は1-4(1-0,0-4)前半シュート10本、相手3本。カウンター2,3回くらつたがほぼ相手コートで30分試合ができた。こういった中でやはり強いチームには最低2点は取らないといけないし、裏をかえせばたとえバーにあたろうが最低失点で耐えられるチームは強い。
後半立ち上がり3分で2失点。強いチームはこういったスキを必ず得点に結びつけてくる。
それでも後半も決定的チャンスが何度か作れた。
タラレバ、、、にならないためにも当たり前に決められるレベルアップが求められるし今後の課題も明確になった。
個々のテクニックで劣っていなかったと思う。
ショートパスと全員が違うリズムのドリブルetc…..個性と想像力を全面に押し出したグランデサッカーをやり通しながら1年で追いつき、2年で追い越せる距離であることは確認できた。
今日の流した涙が君たちの財産。こういったゲームで涙流せる選手は強い。
よく、負けた試合で涙流すな、勝ってから泣けなんて言うけど。
今日のおまえらの涙は100パーセント許す。人前で相手チームの選手達が大勢いる中で泣ける。全く恥ずかしくないし。幸せだと思う。格好悪くない。
パクリだが、「今日の涙、未来で輝く」そう信じたい。
付け足し。
各自、自分自身の通用していた所足らなかった所、チームとして改善した方が良いと思う所。
鮮明に思い出せる今この作業をできる選手は間違いなく上達していくだろう。
サブメンバーこそ絶対に必要なこと。
ただ負けただけで悔しがっている選手はいつまでたっても同じ事の繰り返しだし次はない。
私の今日の反省と分析はノート4ページを超した。