最高の握手

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今年のキャプテン達也とは歴代キャプテンの中でも一番多く握手したと思う。
もちろんその一回一回に涙あり笑いあり。この馬鹿野郎あり。
それでも今回の3年生ラストの公式戦クラブカップにてフォルトゥナ戦での勝利の握手ほど嬉しい握手は歴代5本の指に入る握手だろう。
選手からも「生まれて初めて試合に勝って涙が止まりませんでした」と泣きながら言われた。
まさに選手の心に花が咲いた瞬間でもある。
10月の高円宮杯準々決勝フォルトゥナ戦では前半で交代させられた選手がフル出場を果たし、残り3分で出場した選手が要のポジションでフル出場し、試合出なかった選手が1-1の大切な場面からトップ下で出場しロスタイムの逆転への重要な役割を果たした。
この2ヶ月でさらに個々のレベルが確実に進化しつづけている。
3月まで続けて高校へつなげたい。
6期生16名は10月の高円宮杯準々決勝フォルトゥナに敗戦し涙し、その後もほぼ全選手が通常練習も休まず昨日までに至った。
高円宮杯後3年生は他のコーチに任せ、1,2年生の練習を私が観る予定も結局最初の1回だけとなった。他のコーチには申し訳ないが、やはりサッカーに対する情熱が高い若者に私も全身全霊を捧げたいわけだ。そんなわけで3年生達の気迫が1,2年生を未だに上回っているようだ。
グランデサッカーはプレーしている本人・敵も味方も観ている人々全ての心に伝わる真心サッカーである。それなくしてドリブルもトリッキーなプレ等あってはならないと思う。
ここ数年で初めて12番の選手としてベンチから声を出し席を立ち上がり選手達を叱咤激励したベンチワークをしてしまつた事もまた3年生達の情熱が私に「この子達にこのゲームだけはどうしても勝たせてやりたい」という想いを抱かせた事も真実かもしれない。
まぁ今後はやはりゲームでは無口・ノーコーチング。選手が自由に考え・試合に勝とうが負けようが私が観察していることは未来の自分を想像し挑戦している魅力ある選手を見つけることのみ。トレーニングでは叱咤激励厳しく・ゲームでマークした魅力ある選手。そいつを徹底的にいじめることだけのスタンスは変わらないだろう。

それにしても毎年3年生とのカウントダウンが聞こえると胸が痛む。
高円宮杯が1月から始まると最高だなと1期生から毎年思い昨年もそして今年も思えた事を良しとしなければならないのだろう。
素直でいつも一生懸命物事に取り組んでいるグランデ選手はやはり私の自慢の選手達だな。

と書いてたら。。。削られても削られてもドリブルを続け、怪我しても試合フル出場し練習も一回も休まなかったキャプテンマーク巻いた昨年のタクマが現れた。
タクマ。。。千葉の星空の下。サッカー楽しめ!君との握手もまた最高の握手の一つであった。


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