本物とは

昨晩はとても素晴らしい心地よい時間だった。
本物の方の物腰は実に奥深かった。
スキーを楽しんでいる姿と重なって本物の凄さが見えた。

小淵沢には自然豊かな財産がある。
八ヶ岳を背に、富士山、南アルプス、秩父連山の大パノラマ。
極上の美味しい空気、水、食べ物。
全てが本物だ。
八ヶ岳山麓に広がる縄文文化の歴史ある地、そこには本物の美術館もある。
本物のアーティストも沢山いる。

本物の方々がもっともっと沢山訪れて、本物が増えて、子ども達が本物に触れて育ったら北杜市は国際的にも評価される市になる。

それが子ども達のサッカーに結びついて、そして世界中から子ども達が訪れる場所を想像するとワクワクしてくる。
地元の方々の意識や価値観も変化していくだろう。

本物とは無意識に関わった方々に勇気や幸せを与えられるかだと思う。

偽物とは関わった方々を不幸にする。常に自分が利益を得られるかどうかで関わってくる。
やたらと派手で攻撃的で常に自分を正当化するから始末が悪い。

本物の絵画や陶芸も人の心を豊かに幸せにする。

サッカーも同じ。
本物のサッカーに子ども達を触れさせたい。
大人達にも触れさせたい。

私自身がどんなに無名で小さくても、言い訳をせず、本物であり続けることが日常の第一歩だと思う。

本物である方。憧れる方が3人に増えた日でした。

感謝!

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

努力や可能性を大切にしてる人たちⅡ

2015051701
自信を失った人の中には、自分を守るために、自分以下を作る努力をする人がいます。

人を見下したり、評論したりします。
それは、「差別」の元になると思います。

人の努力を邪魔する人もいます。

こういう人たちは、自分を「普通」で防御し、「普通じゃない」ことを攻撃します。
人の努力や可能性を否定します。

自分のやりたいことに向かってがんばってる人が、そういう人に関わると、ものすごく凹まされてしまうことがあります。

でも、なかには負けないで、「いつか見返してやる!」とがんばる人もいます。

でも、実は、そういう人を見返すのは不可能です。
だって、そういう人は、正しい評価なんてできないし、する気もありません。
そういう人は「自分以下を作りたい」だけです。
だから、どんなにがんばっても努力しても、否定されるだけです。

だから、努力を否定する人や、可能性を否定する人の言うことで、傷ついたり、苦しんだりするのは、無駄です。
と、わかっていても、苦しいものは苦しいです。
悲しいし、悔しいです。

そういうときは、努力や可能性を大切にしてる人たちと関わることが一番です。
自分は一人ぼっちじゃないんだ。
自分はおかしくないんだ。
ということを、感じられたら、安心できます。

残念ながら、自信と可能性をうばわれた人はかなり多いです。
だから、普通にしていたら、そういう人としか出会えない可能性が高いです。

少しの勇気を出して、がんばる人たちに会いに行くといいです。
この世のどこかに、必ず、支えてくれる人がいます。

その経験を経たら、きっと、今度は、支える人になれると思います。
——————————————————————————————
植松努さんのお前なんかにできるわけがないからFBより転載させていただきました。
植松努さんとは5年前にお会いし、長い時間お話しをさせていただきました。
来年行きます。とお約束して、あの数ヶ月後から有名人となってしまって今はお会いしていませんがまた再会したいです。

真実知らないのに評論したり噂話を拡大していく方々がどこにでもいます。
努力や可能性を大切にしている方々の中にはそんな方は一人もいません。

グランデは努力や可能性を大切にしてるスタッフと保護者さんだけのクラブであり続けたいです。
そうでないと子ども達が可哀想だからです。
そして僕も悲しくなります。

僕はこれからも純粋な子ども達を愚直に支えていきたいと思っています。

【お知らせ】
noteさんのブログで毎日メモ代わりに書いていますのでよかったらそちらもご覧ください。

魂で繋がっている感覚

昨日はグランデOBのヒロとヤマトがDENに来てた。
ヒロはコロナの影響で部活休みで大阪から帰京。
ヤマトは4月から大学生。
免許取り立てで運転してきた。

ヒロは本当にデカクなったな。(ヤマトゴメン(笑))
部員300人以上いる中で良い位置につけているよ。

数々の強豪高校へOB達も挑戦して行った。
日本中から怪物が集まる高校で普通の田舎者のOB達が苦難、苦労、不条理、怪我、現実の大きな壁に苦しむ姿を見届けてきた。
もちろんみんなそこそこ活躍してたけど。
一緒に焼き肉食ったり、寿司食べたりしながら色々と話しを聞いたものだ。
ご馳走出来なかったOBには申し訳ない(笑)

不条理であっても一度も高校が悪いと思った事はなかった。
それが社会。
不条理と思っていても何も変わらない。そんなことよりも、どうするかは選手のほうだ。むしろ楽しんだ。この子がどう乗り切るのか。

それでも、毎年、夢を描いてOB達の背中を追いかけ続ける選手達が、そんなOB達と同じ苦労はさせたくない一心の毎日だった。

グランデにいる間に身につけて欲しい事。
もっとふてぶてしくなれ、ずる賢くなれ、テクニックを付けろ・・・。
色々と考え続けたが、まわり廻ってたどり着いたのは人間力。

結局は部員3人からスタートした設立から掲げた「人間性が大切」から変わらなかった。

何処へ行ってもやり通す力。
誰からも好かれる人柄。
そして不条理への免疫力&工夫。

だからこそ、ジュニアユース時代、様々な難題も出してきた。
サッカーノートや作文も工夫した。
自主練の日を作った。
他スポーツ競技大会のスタッフもやったりもした。
ジュニアにコーチする日も作った。
俺では足りない所は専門分野の友人に講師で来ていただいた。
DEN合宿もやった。
悪さしたときは徹底的に正面から向き合った。俺は愚直に逃げなかった。
ヒロにとって必要と思う事をやってきた。

ここにはお互いの信頼で成立している。

残念ながらこれは第三者にはわからないこと。

ヒロがグランデラストの教え子になるのか。
それとも教え子と呼べる選手は今後も出現するのか。

魂で繋がっている感覚もまた、第三者にはわからないことなんだろうな。

魂に響く少年と出会える日まで俺は自分を磨き続ける。
お前もグランデOB達と同様に魂を磨き続けろよ!

またな!

S__21733392
S__21733393
ヒロ、運びたい方向が何処なのか、そして左足で少し大きく踏み込んでから一発で滑らかに出来るまで、常に感覚で出来るまで、反復練習しろ!

摩訶止観

rectangle_large_type_2_3f15e50f91ff97b5a6baa68a0c2ad17d
「悟りの教科書」著/者荒了寬、苫米地英人さんの本。

脳科学者の苫米地英人さんの本は4冊ある。

仏教の知識はあまりないだけに大変勉強になった。

「摩訶止観」による「一念三千論」の奥義である。

すなわち一つは自在を観る。そして自在に観るということ。

自在を観るとは心を静かにして自分自身の状況をありのままに観ることであり、そして自在に観るとは自由自在に世界を眺め、心の欲するままに行動することであると説いている。

今、流行の

「自分探しの旅」の無意味も記している。

そもそも自分というものは「ここでない、どこか」に隠されているようなものではない。探し出すものではない。いつでも自分は自分の中にある。目の前にある。
まさに「止観」できるかどうかであると。

朝から晩まで修行していれば悟れると勘違いしている僧侶の姿と変わらないこと、そしてインターネット等で情報収集をして現実にはなんら行動をしていないということに気づいていない若者。

そしてますますその情報に縛られて身動きできなくなる。

そして「何ができるか」ではなく「何がしたい」かを自問しましょうと語っている。

そんな修行の道筋を記したものが「摩訶止観」であり、心の中にある十種の世界であり、「一瞬の心の動きの中に三千の世界が籠もっている」ということであると記している。

少し省略して心は6道そして悪の三種と善の三種に二分されることもあり私達の心は常に揺れ惑いながら善悪の世界を行き来していると語られている。

これこそが「一念三千」。心の中に「一念三千」があるということだそうだ。

そんな煩悩を

心を静めて物事を正しく見れる心。

五蓋を捨てよ。つまりは、貪心(欲望)、怒心(憎しみ,妬み)、眠心(倦怠,やる気の無さ)、遊心(裏切り,浮いた心)、疑心(師を疑う,友を疑う)を捨てられるように、心を静めて物事を正しく見れる心。

それが摩訶止観らしい。

指導者も摩訶止観。

【お知らせ】
noteさんのブログで毎日メモ代わりに書いていますのでよかったらそちらもご覧ください。

叱る

89653077_3087419461292003_714215136763576320_o
あなたは怒られたことがありますか? あなたは叱られたことがありますか?

子どもは、褒められたり、叱られたり、怒られたりしながら成長していくものだと思います。

植物に例えるならば、根も張れず、まったく旨味のないスカスカの果実となり、 直ぐに枯れ果てるのではないでしょうか。

本当の優しさとは、愛情のある厳しさです。

相手への愛情があるからこそ、怒ったり、叱ったりが存在するのだと思います。

だから、あなたの事を一番に愛しているお父さんやお母さんは、あなたが間違った行動をすれば、怒ったり、叱ったりしてくれるのです。

本当に優しい人とは、怒ったり、叱ったりをしてくれる人だと思います。

怒られるということは、あなたに対して愛情を抱いている証拠です。

叱られるということは、同じ間違いを繰り返さないように諭してくれているのです。

フランスの思想家アランは、 「ロープウェイで来た人は登山家と同じ太陽を見ることはできない」と記しています。

楽をせず、地道に人生という名の登山を自分の足で確実に歩んでください。

身の危険な場所を登ろうとしたら、叱ってくれる人が現れるでしょう。

辛くても一生懸命に山道を登っていれば、励ましてくれる人が現れるでしょう。

叱ってくれる人は、あなたの味方です。

叱ってくれる人がいるならば、あなたは幸せです。

叱ってくれる人がいるならば、心から感謝をしましょう。

あなたには、登山家と同じ太陽を見て欲しいと心から願っています。

上記は高校サッカードットコムさんのポータルサイトよりコラムを依頼されて毎月掲載されている文面の一部です。
以下で全文が掲載されています。
https://koko-soccer.com/column/62-tabata/1025-tabata4

【お知らせ】
noteさんのブログで毎日メモ代わりに書いていますのでよかったらそちらもご覧ください。