全日本関東フットサルを振り返る2009

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昨年に続き第15回全日本ユース関東フットサル大会へ出場した。

 

「あらためて関東へ来て課題は明確になった。

日本代表でよく言われる決定力不足。

この決定力不足の根底を考える事から始めたいと思う。深そうだ。

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回のチャンスで決められる選手。

やはり哲学の域が必要かもしれない。

この言葉は昨年の関東大会フットサルでの全日本関東フットサルを振り返る2008での一部である。

今年も同じか。と思われるかもしれないが、昨年とは根本が違う。

残念ながら今年のチームは「哲学」という言葉までたどり着いてない。

 

初戦は優勝候補のマルバ水戸(茨城1位)さんであった。

攻めても攻めても点が取れない。カウンターからの一蹴りで前半終了間際に1失点で前半を終える。

後半も攻め続けるが得点が奪えない。ゴールとして喜んだもののGKチャージの判定でノーゴール。審判へのアピールのタイミングも含めて相手選手達の勝利への執念は流石だ。

ゴールのジェスチャーしかけた審判が判定を変えるのだから。

うちの選手達はその判定に対しても全く素直にアピールしない。淡々とやりきる。
 この年でここまで冷静になれるのか。それともそこまで執念ないのか。
どちらにしても何か足りない。

後半残り5分となりここでも1回の決定的チャンスを決めきってきた。

そして0-2で試合終了。

2試合目は自力抜けがなくなったことも手伝い、前半終了時で0-4、後半は3-33-7という特に前半は観ている方々に感動の伝わらないゲームで関東大会終了となった。

高円宮杯のラーゴ戦と全く同じゲーム展開であった。今年一年大一番全て同じ展開になった。

勝敗に関わらず、ピッチに立ち続ける以上全力で自分が上手くなるためにやりきるというグランデ魂が出てこない。

勝利への執念とは、やはり一朝一夕に生まれるものではない。

グランデ魂もまたしかりである。

アルコールランプのごとく風が吹いてもチョロチョロとでも燃え続けていないといけない。

自分で自分を燃やせるエネルギー。

昨年のチームが集大成の最高のゲームを魅せてくれたクラブカップが12月始まる。

おそらく父親よりもこの3年間毎日顔会わせてきた付き合いのこいつ等と戦うゲームも本当にラストとなった。

お前等が躍動する、楽しそうなゲームを観たい。グランデ魂みせてくれ。


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