とにかく考えてみること、工夫してみること、そしてやってみること。
失敗すればやり直せばいい。
やり直してダメなら、もう一度工夫し、もう一度やり直せばいい。
同じ事を同じままにいくら繰り返しても、そこには何の進歩もない。
先例におとなしく従うのもいいが、先例を破る方法を工夫することが大切である。
やってみればそこには新しい工夫の道もつく。
失敗を恐れるより、工夫のないことを恐れたほうがいい。
~略~
人間というものは、ともすれば一つの考えにとらわれがちである。
特に過去の常識とか通念から離れられないものである。
しかし、時は刻々と移り変わっていく。
昨日の是とされたものが、今日もそのまま通用するとは限らないものである。
だから、指導者は、過去の常識、固定観念にとらわれることなく、常に新しい目で物事を見ていくように心がけなければならない。
そして、そのとらわれない心で次々と新たなる発想をしていくところに、進歩も発展もあるのだと思う。
つぎなる手を打っているか。
つぎなる発想はできているか。
過去の常識にとらわれていないか。
今年読み終えた3冊目、「道をひらく」松下幸之助(著)より一部抜粋。
選手も同じだな。
日々、真面目に努力しつづけている子をしっかり見てやることが大切。
そしてチームも指導者も。