夢ではなく目標

 

内藤忍さんのブログより一部抜粋

私は男性ですから、女性の気持ちは良くわかりません(良く、空気の読めない人と言われます(涙))。ですから、男性の話しかできないのですが、嫉妬とコンプレックスというものが人間を動かす最も大きなモチベーションになっているとよく思うことがあります。それは、特にビジネスにおいて感じることです。
勝手な憶測ですが、ソフトバンクの孫正義さんを見ていても、コンプレックスのエネルギーへの転化が大きなモチベーションの1つになっているように見えるのです。
コンプレックスをバネにするのは悪いこととは思いませんが、男の嫉妬はコンプレックスとは異なり、ネガティブな方向に行きがちなので厄介な存在です。例えば、日本において、ビジネスで成功した人たちがあまり尊敬されていないのは、そこに嫉妬があるからだと思います。
神田や新橋のガード下に行くと、酒を飲みながら、嫉妬丸出しのビジネスパーソンにたくさん会うことできます。あれを聞いていると、エネルギーが吸い取られる気がしてどうにも気が滅入ります。
人間が動かす世の中は、ほとんどが感情で動いています。どうせなら、その感情を世の中が良くなる方向に使いたいものです。

 

サッカーにも相通じる事がある。

サッカーにこれだけ関わっているとサッカーはまさに社会の縮図と思える事が多い。

 

俺なんか、元日本代表ではもちろんないし、高校、大学と活躍した選手でもなんでもない
はっきり言って選手達にデモンストレーションも見せられない。
都リーグレベルで得点取りまくって喜んでいたどこにでもいる選手であった。
無理矢理当てはめるともしかしたらそれ自体がコンプレックスなのかもしれない。(まあ選手に嫉妬はないけどな)

 

才能ある選手が成功するとはかぎらないところ。
名選手名監督にあらず。
はその辺りに隠されているのだろう。

選手として身体的に恵まれていなかったり、足元が下手だったり、何か足りないと思う自覚がある選手は強い。

常に自分はヘタクソだと思っているならば、プロも近づく。

 

そうそう、少し古いインタビューだけど、タバタメモ読み返すと
松坂大輔さんのレッドソックス入団記者会見。

「僕はメジャーリーグは夢ではなく、ずっと目標にしてきた場所です。その目標に向かってやってきたからこそ今ここに居ると思います。」
夢ではなく目標。

これもまた成功者の条件だろうし、企業でも同じだろう。

 

まずは私自身が常にまだまだ能力が足りない指導者である事を自覚し、常に新しい常識を取り入れ、新しい魅力ある本物の方々に接し、そしてチーム選手にとって将来プラスになる育成を今以上にトライしていきたい。

ガード下の方々の中にも良い素材のパーソンも居るのだろうけど、酒を呑んでいる暇はなさそうだ。

 

世界で通用するサッカー選手を八ヶ岳から出現させる目標にブレはない。

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