再会

今日、思わぬ再会がありました。

仕事に追われながら、急いで済まそうと車のドアを閉めて酒販店へ歩き出そうとしたとき、入り口に立っている青年と目が合いました。

お互いに一瞬でわかりました。

小学校6年時の(彼)しか知らない私にとっては現在22歳の(彼)はでかいし、茶髪だし、でもあの鋭くていつも上を見ていた澄んだ目が同じでした。

お互い自然に歩み寄り堅く握手となり、、、話をしている時間とともに(彼)との小学生時代の残像が鮮明に蘇ってきました。

(彼)は現在、伝統ある大学の強豪スキー部で活躍しています。
もちろんその活躍は新聞やらスキー関係雑誌で知っていました。

なんでもここ4,5日実家へ帰ってきたそうで、、、。

上で触れた鮮明な残像ですが、、、、実はサッカーの教え子でありなから、スキーの教え子(というか一緒に滑っていただけ、、、)でもあったのです。
なので残像はスキーばかりです。
サッカーでは炎のDFでよく相手選手をけっ飛ばして審判に怒られていた小僧でした。

当時、私は某スキー場のパトロール隊を冬の平日していました。
泣く子もだまる??体育会系の軍団です。
朝6:00、リフトが動いていないゲレンデのてっぺんまでスノーモービルで駆け上がり、そこから雲海を眺めながら静寂した新雪を滑る1本が最高でした。別世界、、、その1本の気持ちよさのために寒い冬に早起きしてパトロールやつていたのでした。

そんな時代に(彼)は小学校3年生で、偶然スキー場で出会って以来、冬は毎年、ほぼ毎日6年生になるまでゲレンデで会っていました。
もう、時効だから、、、平気かな?
とにかく平日も1時間、2時間と昼間(彼)は滑っていました。

今思えば(彼)も(彼)だけど学校よりスキー場へ送迎をしていた親があってのことで、、、今の(彼)との再会で確信が持てました。

やはり親のサポートはなくてはならない。そしてその幸せは後から噛みしめることができる。

(彼)と会話をしていて、(彼)のしっかりとした言葉の中、謙虚の中に隠れている自信が私はとても嬉しかったです。

10年ぶりの再会から、彼との付き合いがまた始まる予感を感じた再会でした。

今年の冬は是非、(彼)と滑りたいなぁー。
でもサッカーかな、、、。

hinode2


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