So we meet again!

昨日は素晴らしい再会があった。

今から12年前。
DENに2ヶ月間住み込みをしていた学生がいた。

彼はチェコ共和国からやってきた。当時はまだまだインターネットで
自前のホームページを持っている宿も少なく、
インターネットでDENを見つけ出し居候させてくれとメールで尋ねてきた。
バイト料よりも交通費の方が高いバイトだ。笑

俺よりも背が高く、「俺はアメリカ人じゃねぇー」と
大きく胸に日本語で書いたTシャツを着てやってきた。
俺がせっかく日本に来たし、どこか観光に連れて行くと誘ったら、
あっさり断られた。
「僕は遊びに日本に来たわけではあ~り~ませんネ」
「日本語を勉強にきましたネ」「だから観光はしませんネ」
仕事が終わると夜遅くまで毎日勉強をしていたな。
うちの子供達とはそれでもいつも遊んでいたな。
やたら四文字熟語を知っていた。
口癖は「そんなことではあーりマセンネ」

変なガイジン。と俺は思ったものだ。笑

そんな彼が昨日。いきなり来た。

この日は夏でジュニアユースが超久しぶりにオフ。
お客様の送迎との兼ね合いで唯一DENにいた1時間30分。
その1時間30分のうち1時間20分を過ごすことができた。

俺がDENに戻った10分後に玄関から声が聞こえるので
俺が玄関に出て行くと彼が玄関に立っていたのである。

こんなにもベストタイミングがあるだろうか。
普通、俺、日中いないだろう。
携帯だって10回はかけないと俺に繋がらないのにな。

やはり巡り合わせってあるんだよな。

「ワタシ・誰だかワカリマスカ」
「イゴル」なんで、どうした。???
「お~っ。覚えていてくれたのですネ」
感動の再会だ。

それから1時間あまり素晴らしい時間であった。

あの時アヤさん(うちの家内)にいつもいじめられましたネ。
納豆毎日食べさせられましたネ。とても嫌いでしたネ。
今は毎日納豆食べてますネ。美味しいですネ。笑

彼が来た2001年は俺が八ヶ岳FCを立ち上げた年。
ヴァンフォーレ八ヶ岳へと進化していくまさにスタートの年でもあった。

そんな意味でも初心を思い起こさせてもらえたし、
サッカーの教え子と再会したときと同じ嬉しさを感じた。

真剣に汗を流し時間を共有した同志だからこその再会。

そしてこのDENへ足を運んでくれた事がなによりも嬉しかった。

彼は今、日本の某国立大学で先生をしているそうだ。大出世かな?
これから彼との付き合いが始まりそうで嬉しい。

DENを卒業して行った多くの若者も増えたな。
何名かの結婚式にも出席させてもらったし、
主賓で挨拶させてもらったこともあったな。
結婚して家族でDENにお客様として来ているバイトもいるし。

こう考えると、
クラブの選手達だけではなく
バイトの若者達も俺の教え子なのかもしれないな。

毎年だけど、
今年の夏も多くの方々との再会が
俺のエネルギーの源であることは間違いない。!

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