今日。
タカシがご両親とご挨拶に来てくださった。
某難関高校に本日、見事合格したとのこと。
今日が合格発表と聞いていたけど連絡ないし・・・不安もあっただけに、聞いた瞬間、本当に嬉しかった。ほんとうに。
タカシは本当に良く頑張った子だ。
チームでも一番小さくて一番温和しかった選手。
仲間からも、ゲーム中に厳しい声も何度となく浴びせられていたように思う。
それでも投げ出すことなく後輩達が多いBチームの中でも常に頑張っていた。
他人と比較せず、自分のスピードで一歩一歩確実に成長してきた素晴らしい青年。
いつもコツコツ一生懸命に取り組み、走りでは1,2年生時は負けていた選手達を3年生時は追い抜き常に上位に入るようになっていた。
ようやく夏過ぎにAに入り仕上げとなる新潟遠征にも行った。
そしてまもなく始まる3年生最後の大会である高円宮杯を目前にして骨折と診断される。
きっと目の前が真っ暗になったと思う。
タカシの悔しさは想像を絶する。
タカシは3年間一度も高円宮杯の舞台に立てなかった。
いつも握手の時、口を真一文字に閉じ俺を見つめるタカシの目が好きだった。
この子は将来絶対に立派な青年になるんだろうなと感じたものだ。
そんなタカシが次なるステージを見事実力で手に入れた事が本当に嬉しい。
グランデの3年間は悔しい思いが多かったと今は思うか分からないが、俺から見たら羨ましすぎる。
大好きなサッカーをご両親の愛に包まれ、俺の愛に包まれ?笑、最高の仲間達とともに真剣にサッカーに卒業まで打ち込み、悔しい思いを経験し、それでも最後まで諦めず、サッカーも投げ出さずやり続け、そして第一志望の名門高校へ見事合格。
どう見てもお前の勝ちだろう!
タカシ!格好よすぎるだろう!
どう見ても自慢の息子だろう!
そんなわけで・・・今日はご機嫌な日となりました。
久しぶりにエビス呑むかな。
タカシ!自反而縮雖千萬人吾往矣はCORAZONGRANDEと同じだな。楽しめよ!
お手紙ありがとうございました。私を信じて最後まで託していただけた事を本当に感謝します。
(泣けました)
※自反而縮雖千萬人吾往矣
(みずからかえりみてなおくんばせんまんにんといえどもわれゆかん)
自分自身を反省して正しいと確信できたら、たとえ相手が千万人であっても自分は恐れずに立ち向かって行く [孟子]