image+(manage)ment

昨日はJFAスポーツマネージャーカレッジ特別講座に出席してきました。

久しぶりに生徒としての緊張感と初心を味わってきました。

講師は作家・日本文化研究者・著述家でもある著名な松岡正剛氏(東京大学客員教授、編集工学研究所所長)で「クラブ論」と題して理想のスポーツクラブを考えていく方向性そしてクラブとサロン~なぜ人々は集うのかという内容でした。

 

緊張感漂う密度の濃い2時間を超す講義でした。

自由な発想によるイメージメントがマネージメントに侵される危険性というお話は、コンプライアンスだけが全てではない、何もかもが市場原理の計算で済ませてはいけない等々。
自分への確認ともなりました。

リンゴのマックからドナルドのマックへ転身した原田元CEOも自身の著書の中で書かれているようにマネージメントは忍耐ではなく寛容が大切であるというお話にも相通じるものと感じました。

 

rule、role、toolを1から作り上げる必要性、
結、講、座、連、組、社、会という日本古来からのクラブの源流そしてこれからの21世紀型クラブへの可能性~自発する経済性(voluntary economy)と可能性。

茶の湯、苗代の大切さ。

ヨーロッパクラブにおけるカーニバル性。そしてコーヒーハウス(クラブハウス)の重要な役割。

日本社会は全てがオープン(公開制)を誰もが求めているし社会はそのようになってきているがこれではクラブは育っていかなくなる。
逆に言えば、全てがオープンになった時、そのクラブはクラブではなくなる。(ある意味学校になる)

今回のお話は本当にレベルの高い内容でした。

まとめ

周りに惑わされずクラブの持つ意義を大切にすること。(rule、role、tool)
ジュニア・ジュニアユース世代は熟成期間であるということ。(苗代半作)

優れた選手を集めてきて戦術だけを徹底するのではなく(management)、
同じ価値観を持った選手達が役割分担を自分達で担い努力し楽しんでいるイメージを持つことが創造性豊なサッカー(image+management)に繋がる。

以上。

相当カジュアルに落とし込んで持ち帰らせていただきました。

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久しぶりに仲間達と再会でき楽しいひとときを味わってきました。

先日の保護者会、そして今回、そして明後日からの遠征。
頭も心もカラダも10月に向けて準備は整いつつあります。(^^)!


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