収穫祭はクリスマス

今日は豪雨により公式戦も練習も中止になったにもかかわらず3年生達全員がDENに来ていました。

どれだけ毎日一緒にいるのかと思います。

それでもいつも思います。

こいつらとも来年3月で他の指導者の方にお渡ししなくてはならないのかと思うと一抹の寂しさを感じます。

 

先日の高円宮杯結果は設立以来おそらく一番悪い内容で一瞬のうちに散りました。
こんなにも実力を全く出せずあっけなく終わった年は設立以来初めてです。

毎年の事ですが、負けた日は子ども達の前では偉そうにしていますが実は落ち込んでいます。
今年も眠れず朝まで起きていました。
失礼ながら朝暗い帝京三グランドで無表情の彼とにらめっこしていました。

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自己嫌悪になります。
本当に俺が監督でよかったのかと考えます。
子ども達が自分達で考えるサッカーにはやはり限界があるのかとも思ってしまう時がこの日だけは・・・少し揺らぎます。

若いカッコイイ監督の方が良いのではないかと思ったりもします。
子ども達の能力を引き出せない監督はどうなんだろうと。

それでも、親が自分の子どもを他人に預けて育てて欲しいと思わないのと同じ気持ちなのだと思います。
こいつらが大好きな事だけは確かです。

 

私も選手達も手を抜かず真剣に3年間練習を積み重ねてきました。

Bにいた3年生も同様です。

この怖さ、上手くいっている時ほど落とし穴があること、ほんの少しの流れがだんだん大きくなり戻すことができなくなること。
世の中に絶対勝てるはないということ。
今をしっかり見据えず、明日の事を考えてしまうほんの少しの「スキ」が人生を左右することもあるということ。
そしてそれは戻すことができないということ。

3年間の26280時間積み上げて来たことが1時間10分で終わってしまう怖さ。

これほどの事を15歳で体験できた16名の3年生達は本当にラッキーな子ども達だと今は思っています。

人生において最高の糧を得られた事に感謝するべきだと思っています。

この悔しさ分は今後の人生の大一番で嬉しさとなって帰ってくる時が必ず訪れます。
(意地でも取り返さないと男としてダメだろう)

俺と選手達にしかわからない「想い」を胸にこの壁を乗り越える決意はお互いに持ち続けていくと思います。

選手達からハッピーバスディーのグランデケーキとプレゼントもらいました。
この歳になってもこんなにも多くの子ども達から祝福していただける俺は本当に幸せだと感じる瞬間です。
感謝しなくてはだめですね。

最後の挨拶だけはいつも通りマジの話しをしました。

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まず、あんなダサイ負け方して人前でなにがなんでも泣くなと。(無表情の彼の前で泣けよと)

自分が能力を出し切れなくて負けた悔しさは本当の悔しさでもなんでもないということ。

全力を出し切ってそれでも自分の力不足を感じた時・・・それが本当の悔しさだろう。

勝って男泣きできたら最高だな。

高校でサッカー続けるならやはり今と同様に真剣に自分が好きで続けて欲しい。
間違ってもサッカー続けている事にあと1年で終われるとか、やっと解放されるとか、大学行ったらメチャ遊ぶし・・とか・・・そんな人間には絶対におまえらはなるなと言いました。

遊ぶなら大学行かず働いて自分の稼いだお金で遊べよと。

そしてサッカー以外に好きなことや興味が目覚めたならば大いにやって欲しいとも思っています。
辛くて・・・正露丸苦くて・・・らっきょうやら・・・のタコ焼きバースデーパーティでした。
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ねりからし&わさび中はらっきょうと正露丸とカラシ粉末。
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最高のタイミングでDENにオーバーラップしてきたドテカボチャ1号が食べました。
(なんでゲームではいつもタイミング悪いんだよ・・・)
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この日は笑顔で始まり笑顔で握手の楽しいひとときとなりました。

出来の悪いドテカボチャとジャガイモ達・・・・。

半煮えで終われないのであと2ヵ月トロトロに煮込んだドテカボチャとジャガイモ連中を味わえるように煮込み続けるしかないようです。

収穫祭は12月クリスマス頃に延期です。(^^)!


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