高円宮杯新たな出発

今年もまた、高円宮杯が終わった。

今年もまた泣いた。
心から全員が泣いた。
強敵相手に互角以上に戦えた自信ともう一歩での敗退。
やりきれた自信、あそこでもう一がんばりできたら、あのチャンスを決めていれば、、、悔しさ、そして3年間頑張ってきた色々な事が一度に蘇ったのだろう。

コーチ達も大泣きをした。

グランデの選手は本当に幸せものだ。

どれだけのチームの選手が高円宮杯で負けて全員が所構わず泣けるだろうか。
公式戦に一度も出場しないで人生で一番多感なこの時期を終える選手も多い。

小学生、女子、多くのお父さんお母さん、、、まで応援に来てもらえるだろうか、、、、。

この日の気持ちは絶対に忘れててはいけない。
そして、この日の体感したことは君たちの貴重な財産となるだろう。

これもまたグランデで学んだこと。
(ここで泣けなければグランデでなんにも学んでいないということだよ)

大人と子供の両面を覗かせる人間として一番アンバランスな時。
心技体を安定させることは難しい。

だからこそ。
高円宮杯で自然に泣ける事は素晴らしい。

それが人間の本質。生まれたときはまず泣いている。

私のこころに残る言葉が思い出される。
「育成期の監督とは人を育てるというノウハウなしの元サッカー選手には最も適していない仕事。」
だからこそ、誰よりもサッカー以外の当たり前の事を勉強しなければならない。

「育成期の監督とは選手の魂を時間をかけて育てられる人。今が限りなく黒く見えても白であるという信念で選手育成を継続できる人」
数年後、アヒルの子が白鳥として羽ばたくように、、、、。

選手諸君!

10月1日。ここからが第2幕のスタートだよ。
私もね。
06093001


高円宮杯新たな出発」への3件のフィードバック

  1. お疲れ様でした、そしてまた新たなスタートですね^^
    僕もサッカーの方今年で終わりにしようと思い・・・先日最後のリーグ戦に出ました・・・不思議な気持ちでしたね。泣けませんでしたけどw

  2. らうるさんromaさん!
    ありがとうございます。
    この時期と3月に毎年なんともいえない気持ちです。
    またお会いする日、
    楽しみにしています。

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