梅雨の合間の快晴週末。
ジュニアは全日本少年サッカー大会山梨大会ベスト4進出をかけたゲーム。
ジュニアユースは昨年11月から初めてのAチームでの県Aリーグ。
色々と感じる事が多い週末となった。
ジュニアの子ども達と接していると本当にこころが安らぐ。
綺麗な花を見ているような気持ちにさせてくれる。
監督ではない、親でもないからかな。
きっとおじいちゃんやおばあちゃんが孫は実の息子よりカワイイと思う感覚と一緒なのだろう。
監督をしているジュニアユースとなると少し違ってくる。
ジュニアユースの子ども達は孫ではなくなる。実の息子と同様に感じている。
好かれようとか、嫌われたくないとかの感情は全くなくなる。
この子達が立派に成長してくれる事だけしか興味がない。
だから、今、綺麗な花を見ている感覚がゼロなのだろう。
恋人同士の時と結婚してからの関係にも似ているのかもしれない。
今年の12期生ジュニアユースは新チームに昨年秋にメンバー組んでから
キャプテンも交代し6月1日よりようやくAチームができた。
1年生5名、2年生9名、3年生5名という構成。
こんなに遅くチームを組んだのはもちろん初めてのことだし、3年生こんなにこの時期に少ない。
そしてAチームとしてのぞんだ初の公式戦。
結果は0-4という黒星発進。
1年生や2年生にとっては多くの経験を積めたことであろう。
今後どう自分の糧にしていけるかどうかだ。
メンバー外の3年生(1,2年生)も含めて大切な事は勝ったとか負けたとかではない。
試合に出た出ないでもない。
個人として、チームとして挑戦をしたのかどうか。
挑戦をし続けているのかどうかだ。
強い相手と戦い続ければ負けは多い、弱い相手と戦い続ければ勝ちが多い。
仲間の意識レベルが低ければAチームに入れる可能性が上がるし、仲間の意識レベルが高ければBチームにいる可能性があがる。
ただそれだけの事。(それでもアスリートの闘争本能として負けた悔しさなければ引退だな)
ヤスさんに聞いた話で誰だか名前忘れたけど、昔、ブラジルでの話し。
50メートルダッシュ10本のメニューがあって、新入り選手が1本目から全力で走って・・・
本数計算できない馬鹿なヤツだと思ったそうだ。
3本目からはスタミナ無くなってどん尻。仲間から笑われコーチから怒鳴られたそうだ。
それでも毎回1本目から全力。
1ヵ月が過ぎると5本目まではトップとなり、5ヵ月過ぎたら10本全てトップになった。
そして2年後トップチームと契約して仲間達追い抜いてユースチームから居なくなったそうだ。
育成年代とはやはりそんな挑戦が必要なんだと思う。
試合に勝とうが負けようが関係ない。中身だよ。
君は今、何かに全力で向き合っているか。
経験の浅い少ないデータだけで物事を計算していないだろうか。
綺麗な花はやはり・・・。今ではない。
ワールドカップのピッチ上のタイミングで満開に咲いたらそりゃー壮大(GRANDE)だろう。
ロスタイムでの逆転素晴らしいスーパーゴールでベスト4進出
マナーの良い保護者の応援もまた素晴らしい。こころから感謝いたします。