最高の瞬間が訪れました。
八ヶ岳北杜グランデフットボールクラブ1期生の2名が帝京第三高校の選手として第85回全国高校サッカー選手権大会山梨県代表になりました。
帝京第三高校へ2名在籍し、2名がともに攻守の要として優勝を勝ち取りました。
ジュニアユース時代はトレセンに呼ばれたことなし。全くの無名選手でした。
毎日朝4時起きでの朝練、、、県外からの有名選手の尻からスタートしてレギュラー確保。
特にDFのNは八ヶ岳FC立ち上げ当時3名の入会申し込みがあり、、、その中の中心選手(フットサルもできない人数、、、)であり、これでサッカーできるのか、、、、、でもボールは蹴れるし、全然OKなんて、、変に自分に言い聞かせていた、まさに創生期。
(やはりこの田舎ではクラブチームは無理なのか、、、理想と現実、、、大人の世界の理不尽、、、)そんな中でも、クラブを断念しなかった理由は
子供にとっては必ず良いことだという信念だけでした。
八ヶ岳の寒空の中、、、、コーチの私1名、選手N君1名でのフルコートでの練習日も良くありました。
ほとんど親子のボール蹴りでした。
あれから6年。
あの無名の純朴な少年がたくましい青年となり優勝旗を掲げている姿を観たことにただ感無量でした。
付け加えるなら、決勝相手の強豪韮﨑高校でも3番をつけて2期生の八ヶ岳FCの選手が2年生ながら力強いプレーでピッチに立つていました。
来年は是非、韮﨑高校へ全国へ行って欲しい気持ちです。
そして、早速、この2人からそれぞれ電話がありました。
嬉しいものです。
うちのクラブから巣立つ時に、「田畑さんを国立へ連れて行きますよ!」
なんて言っていたけど、、その言葉も現実身が出てきました。
まあー国立までは待てないので1回戦から応援に行くけど。
1期生の2人、、、しつかりと約束実現したね。やられたな!
2人の素晴らしい教え子達と電話で話した数分間で、、、
改めて確信しました。
サッカーは楽しむ。
練習も楽しむ。変な緊張感はいらない。
コーチのオーラはいらない。
子供達のオーラが出れば良し。
毎日ボールが蹴りたくなる中毒にさせること。
「愛情」ある見守るサッカー。
急ぐ必要はなし。
毎日少しづつ、、、幹を太くしていけば良い。
石の上にも3年、、ジュニアユース時代の3年も人間形成としても基礎を作る場。
勝利を目指すことは大切だけど、うちのチームではそこへのアプローチに控えの選手も含めて気持ちがなければ意味がない。
そんな、炎のファミリーサッカーかな?????
八ヶ岳北杜グランデフットボールクラブの原点は
こいつら1期生、、、、、。
その10名と接していた時の俺のやり方。
その時のノート、各選手とのやりとり、、、明日にでも久しぶりに目を通してみるかな。