毎日、毎日一緒にボールを追っかけていた長男もいつのまにか18歳。
4月からは東京(横浜)にあるM大学K学部へ進学する。
そんな息子が関西のR大学へ進学する友人と2人でなにやら怪しげな卒業旅行を企画した。
山梨から福岡博多までヒッチハイクの旅をするとのこと。
母親は心配のようだ、、。私は、、、、似たような事やってここまで生きてきた人間だから、心配よりも、、思わずニヤリが先に出た。
2週間の旅となったが、目的地博多まで旅費ゼロで着いたそうだ。
野宿もあつたらしいが、ビジネスホテルを取ってくれた人、お金をくれた人、わざわざ大きな車に家へ戻って乗り換えて乗せてくれた人、自宅が京都なのに大阪まで行ってくれた人、年配のご夫婦、カップル、ヤンキーな人、サラリーマンの人、色々な人に世話になったらしい。
人間の温かさ、思いやり、、、信頼、、、、
お金の大切さ、、、
土地とともに方言というかしゃべり方も変わってきたらしい。
これも体感し実感するものだけが得られるもの。
風の匂いを嗅げるなんて、、、、なんという贅沢なことか。
息子が自分で友人と企画し、実行し、達成した今回の旅は息子の成長を肌で感じた瞬間でもあった。
毎日ボール蹴ることしか教えてこなかったのに、、、
しっかりと自分を持つことができてきている息子に、、、、エールを送りたい。
何かをしようとすれば失敗を避けることは出来ない。
逆に言えば、失敗せずに出来るようなことはたいしたことではないということを、、、。
私も息子のような青年を見かけたら今まで以上に優しく接することになりそうだ。
これも息子のヒッチハイクのおかげで私自身もまた成長できた。
追伸
沢山?綺麗なジャージや服あるのにFC八ヶ岳時代のアスレタジャージを着ての旅。
八ヶ岳魂健在か。充実した時代の気持ち思い出すことは良いことだ。