アトレティコ・マドリード

アトレティコ・マドリード(Club Atlético de Madrid S.A.D.)。1903年創立。スペインマドリードに本拠地を置き、レアルマドリード、バルセロナにつぐ第三のクラブとして世界中で認知されている屈指の名門クラブである。

レアルマドリードとの対戦はマドリードダービーと呼ばれリーガ・エスパニョーラでも屈指の好カードであり、世界中で放映されている。

そんなクラブに日本人の山梨の毎月のように練習試合している相手チームの5年生、旅立つ数日前にも試合をした少年がアトレチコ・マドリードU-12入り。だからなおさら応援したくなる。

前回のブログでもアゥェイ、、、、触れたけど、まさにアウェイ。
数名のJリーガー挑戦したけど、、スペインではいないよな。スペイン人から認められた選手。
スペイン人からしてみればサッカーでは日本人は語弊もあるがバカにされているレベルだろう。

11歳でスペイン語圏の中で勝負する。
契約期間は異例の5年間、生活費、学費、食費など、一切の費用をクラブ側が持つ。
家族が渡欧する際は交通費から滞在費まで負担。
5年以内に選手側から契約解除した場合違約金も設定。
すでにスペイン人の代理人も付いた。

プロとしいの道をつかんだわけだ。

ちなみに彼は私の知る限り県トレセンには入っていない。
彼とうちとの選手と比べ技術は同等だ。

では何が違うのか???

人間力で片付けるわけにはいかないが
やはり人間力。内面から出てくる雰囲気、気迫、自然体。

うちのジュニアユースですら、未だに練習前のボール何個出したか確認しない選手や、今日はテスト前だから休みますとか、、、、、、。
そんなレベルでサッカーとらえていないことだけは確か。

昨日もここの監督といつものように長話した中から、改めて選手を大切にしているなと言葉の端々から感じとれた。
怖面のこの監督。きっと他チーム親からはなんて野蛮、、、と思われていることだろう。
私からみたらなんて優しい監督だろう。

彼がどのように成長していくか未知数であるが
偶然にも彼がそこで育ってそこのクラブに入ったこと。

同じ、山梨、同じ組織形態、同じ田舎町クラブ。
もし、サッカー好きの親が名のある強豪クラブに子供が意識しないうちに入れていたら、、、
今頃県トレでボールも人も動こう!なんて教わっていることだろう。

勉強も同じ、有名私学もおおいに結構。強豪チームおおいに結構。
しかし、子供本人が楽しんでいなければ全く意味がないことだけは親は心得ておいたほうが落胆しないですむだろう。

運とチャンスは「アウェイ」にある
自分に決して優しくはない場所、オールOKではない場所。
ホームよりもアウェイで挑んだ方が、成長は大きい。

明日の真剣勝負。
みんな楽しめ。
090927


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