先日の1年生のゲームはよかった。
久しぶりにゲームの感想を書く気にさせてくれた。
試合終了のホイッスルと同時に全選手が腰が抜けたようにその場に座り込んだ。
クラブ選手権でも、高円宮杯でも、クラブカップでも見られなかった光景だ。
グランデ時代は常にそんなゲームばかりだった記憶がある。
よく、最後まで、しっかりと立てとか、挨拶しろとか言う大人もいるけど、本当に全力出し切るとこうなるものだ。
大人のように子どもを振る舞わせる必要はない。
泣きたいときは、とことん泣けばよい。泣かせればよい。
悔しかったら悔しさを押し殺す必要はない。
周りの大人達が、子ども達の大切な、吐き出す時間を待てる余裕がないと、子ども達は可哀想だと思う。
沢山のシュートを外した、決めきれなかった。
惜しい場面が沢山あった。
この悔しさ、失敗が、とても、とても大切だと思う。
とても良い経験が積めたと思う。
あとは、いつまでも悔やまずに、自分達の足りなかった場面を冷静に振り返り、しっかりと努力して上手くなっていくことしかない。
そして、リベンジを果たし、また挑戦して、さらに自分の新たな足り無さを発見し、努力していく。
その繰り返しだけが自分を成長させると思う。
それでもな、まだまだ、日頃の甘さが沢山あるよ。
周りがどう褒めようが、県トレ・クラトレに選ばれようが、入っていないとか、そんなのどうでもよくて、試合に勝ったとか、負けたとか、そんなのもどうでもよくて、
自分の最高のプレーが今日は出来たのか、出来なかったのか、チームに貢献出来たのか、
俺は本当にまだまだレベルが低い、一番低い、もっともっと、突き抜けて上手くなりたい。
試合を決められる選手になりたい。
そう思い続けられるかどうかしかない。
それが挑戦者というものだ。
それでも、久しぶりに、楽しかったな。
CORAZON GRANDE!