Expedición en Gifu

新チームは岐阜へ遠征に行っていました。
新チームスタートの第一歩です。

日頃の行いが今ひとつなのか(笑)
初日は大雨、翌日は大雪というビックチャンスに巡り会うことができました。(笑)

いつもは長靴持参なのに今回は忘れてしまい、おかげさまで足はふやけて、寒すぎて身体は硬直、唇はムラサキ・・・着替えは足りず・・・。
私の宿泊部屋だけは小さなコテージでトイレも洗面もなく、大雨の中、道路を渡らないと水もトイレへも行けない・・・。
きっと、少し遅れたクリスマスプレゼントなんだと思います。ホント感謝します。(笑)

本題です。
どれだけの思いでこの遠征に来たのか、バスから降りて着替えている選手達を見ながら、正直不満がありました。

アップしている選手達の背中がもっともっと輝いてこないと。
遠征に対する、
俺の意識と子供達の意識との差をどう埋めていくかの戦いだと感じました。

この心構えひとつで、3日間が全く別物になってしまう怖さを私はいままでも何度もあじわっているからです。

普通ではダメなんです。
「八ヶ岳から世界へ」を目指すには、普通ではダメなんです。
人間力を磨かなければ世界へは辿り着けません。

少なくとも、この遠征で自分のテーマ、課題を克服する予習がないと話になりません。
指導者や仲間から信頼を得られるビックチャンスを手に入れて損はありません。
ただ参加しているだけであれば、今回遠征に来ていない仲間にきっと逆転されると思います。

そしてその中で、滋賀セゾン、愛知セゾン、埼玉アスミ、岐阜レインボー、大阪パドゥセーロという、レベルの高いチームの仲間達から何を学び、盗み、何を相手に与えられたのかを常に意識できているかどうかなのです。

相手から学ぶこころが無くなったときは、君は戦力外です。(笑)
相手に何も(影響力)与えられなければ、君はベンチです。(笑)

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なによりも荒天の中、晴天と変わらずにゲームができたことがなによりでした。

これだけ悪い状況でも、ボールを自由に扱えるだけの余力をどうしたら選手達に身につけられるか、あらためて実感することができました。

近年、このような状況でゲームをする機会がほとんど無くなってしまいました。
どんな状況でも上手い選手が本当に上手い選手であって、良いコンディションでないとパフォーマンスを出せない選手が増えてきているのは、日頃の環境の負の一面ではないでしょうか。

少しズレますが、
プレイヤーズファーストと言うフレーズのもとに、
人工芝のグランドがとにかく優先されてしまつて、日中の土のグランドが空いていても極寒の冬のナイター人工芝のグランドがプレイヤーズファーストなのでと夜のゲームが当たり前に沢山組まれています。
夏のナイターはプレイヤーズファーストだと思いますが、
冬場は特に、子供はやはり日中にゲームをやるのがプレイヤーズファーストなのではないでしょうか。
サッカーでなく、社会常識で考え、人間の生活習慣そのものを考えれば、理解できると思います。

話しは戻ります。
夜はギリギリでしたが、岐阜をお昼に出て、雪が降る中、どうにか八ヶ岳へ戻り、遠征に行かなかった子供達のトレーニングにも顔を出せました。
みんな集中して一生懸命ボールを追いかけていました。
岐阜が雪で、八ヶ岳は全く雪も雨も降っていませんでした。(笑)

どこの場所であろうとも、今与えられている場所でベストを尽くす。
今の場所から逃げてしまっては、いつまで経っても、次は訪れないと思います。
何故ならば、自分の意志で来たチームだからです。

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明日も自分自身が成長できるように鍛錬してください。
自分が成長することで両親や周りの人達を元気にしたり助けたりすることができるようになる。
そしてその人達から自分もまた元気をいただける。
チームもおなじです。

グランデサッカーはコミュニケーションサッカーです。
心と心が通じ合うには何が大切なのかを自分達で見つけてください。
他のチームの選手達や監督さん達へのコミュニケーションができるチームになるように人間力を磨いてください。
明日は今日以上の意識でサッカーを楽しみましょう。

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リラックスしながら一生懸命の毎日を過ごしなさい。
俺の信条。(笑)


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