「ダイヤモンドのような個性もあれば石ころのような個性もある。石ころでもそれを最高の個性に仕上げる事が重要である」本田宗一郎さんの格言である。
ダイヤモンドも石ころも個性において上も下もないと思っています。
石ころのほうが世の中においてダイヤモンドよりよほど役に立っています。
ただ全く目立っていないだけです。空気の存在と変わらないのかもしれません。
ダイヤモンドを沢山集めているだけの強いと呼ばれているチームが沢山あります。
個性を仕上げなければ宝の持ち腐れとなります。
私はダイヤモンドを集めません。
お金がないので。買えません。
お金があったら人工芝グランド作ります。
お金があったらクラブの会費を無料にします。
それでもまだお金があったら子ども達を海外遠征へ無料で連れて行きます。
私はダイヤモンドでも石ころも関係無くて、この世の中で出会った子ども達を最高に磨き上げることが生きがいとなっています。
石ころがダイヤモンドよりも輝くかもしれません。
そうしたらダイヤモンドになっています。
そう信じて磨き続けています。
ダイヤモンドの原石の子ども達は磨いてくれる所へ行かないと石ころよりも輝かなくなることでしょう。
それはとても残念なことです。
残念で片付けたくはないです。
そんなことを感じた週末でした。
指導者のみなさん。お互い研磨士として精進していきましょう。
鈍刀
鈍刀をいくら磨いても無駄なことだというが、
何もそんなことばに耳を借す必要はない。
せっせと磨くのだ。刀は光らないかもしれないが、磨く本人が変わってくる。
つまり刀がすまぬすまぬと言いながら、
磨く本人を光るものにしてくれるのだ。
坂村真民
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